ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

両親

2007年09月30日 21時18分18秒 | Weblog
父も母も足取りが怪しくなってきた。

母は寒くなったせいか、元々あるひざ痛がひどくなって歩行が困難になってきた。
父は、母が毎日ディサービスに行くようになって、家からほとんど出ず、先週看てもらった脳外科の先生から、足を触られて、「歩いていないな、歩くように」とお達しが出た。

父の意欲減退は、私もどうしたらよいかと思う。

母がポツンと昨晩言った。「長い間、働いてきてこんな不自由な身体になってそれをひどく言われたくない」
耳が聞こえにくい、歩行が困難、アルツハイマーで何もかもすぐに忘れて、自分がどこにいるのかも分からなくなっていることも、嘆く。父に強く叱られても、脳の病気、老化で現状の状態なのだから、非難されることでもない。

父はそれも自分自身の老化で把握せず、母がわざと自分を困らせるために、何度も聞きなおしたり、何もかも頼ってきたり、同じ事を何度も言うのではないかと、思い込んでいるらしい。朝から寝るまでほとんど暴言を吐いている。

父と二人きりになったときに、「おかんをばか、とか、出来ないことをののしるのは、自分にも毒を吐いているのと同じだから、身体も心も悪くなるばかりだよ。一緒にいる私たち家族も気持ちが重くなるよ」と伝えるが、そのときは、反省するのだが、数時間後は、耳をふさぎたくなるような状況だ。これが我が家の現実です。

一緒にいるとイライラするのなら、他の部屋に行ったらどうかと薦めて、そのようにしても、母は一人になったようで心細くて父のそばに行くとまた叱られている。
母はもう死にたいともらすようになる。

父も体調が良くなくて母に当り散らしているのかもしれないが、それは天につばをはいているようなものだ。大声で怒鳴っていれば、きっと体調もどんどん悪くなるように思う。

まだ母の認知症の状況が軽いので、助かるが、父に対して尊敬の念を抱けないのが正直なところだ。夫婦喧嘩なので、私が出る幕ではないかと思っていたが、両親が夜8時に眠った後に息子とやっとくつろぐ状況だ。

父に言うと、父を精神的に追い込むようで、逆切れされる。

これは私たち家族にとっての大きな壁だと感じて、ケアマネジャーに伝えた。問題解決に向けて識者や関係者にも知恵をいただいて対処しようと考える。

そんな支援者がいてくれて、そして、老後の人生について目の当たりに教えてくれる両親に感謝。



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