木鶏になりたい

人が喜ぶために自分がある、ということを言葉や映像の仕事で表現していきたい。

昨日、仕事の友人から言われたことに、感謝と喜びがあった。

彼女は私と話していると、いろいろな自分の考えを引き出されてくる、というのだ。

聞き手として相性が良かったのだと思うが、彼女はずっと私と話したかったようだ。
夕方5時から飲み始めて、8時半には、もう自分は酔ってしまって、というか自分はもう1日を終えたかったのだった。

彼女との仕事の打ち合わせはほんの30分で終えて、あとは人生観、仕事観、家庭観を中心にお互いの方向性を確認し合っていた。
彼女の仕事の方向性は福祉。
その方向性での独立を視野に入れておられるようだった。

それはそれでいい。
今の環境で存分に力を蓄えて、計画を立ててくださったほうがいいなあ、とふと思う。
ここまで一緒に考えるとなると、あと3時間コースだったが、私がようもたん。

最近の私は人前で話すことが多いなあ。

その反動で、普段はあまり話をせずに、静かに自宅で本や資料を読んでいたい。
だって、出す内容を入れて咀嚼して栄養にしていないと、出てこない。

因果やなあ。
これがいいのだけれど。
秋の朝に栄養をいっぱい蓄えて、春に備えよう。
そして何があろうと動じない木鶏になりたい。
感謝