ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

映画「少年と自転車」

2015年05月26日 10時15分04秒 | Weblog
映画の情報を見れば、あらすじは見られる。
この映画を今朝で3度見た。
父から捨てられた少年が児童施設にやっかいになっている。
施設を抜け出して、父に会いに行くが、元住んでいたアパートはもぬけの殻。
偶然出会った美容師の女性に優しくされる。
週末だけの里親だったが、最終的に一緒に暮らすことになる。
そのハッピーエンドに収まるまでに、その里親である女性の愛情深い関わりで、その少年は更生する物語が、美しい。

どんな人間でも、自分の良くないところもすべて受け入れてもらえると、更生するのではないか。
帰るところがある、ハグしてくれる人がいる。
それだけで人間はどんなことがあろうが、厳しくて心が折れそうでも、前を向いて生きていける、と感じさせてくれた映画だった。

子どもが大切にしていた自転車さえもお金に代えてしないと生きていけない父親の事情と薄情さと、里親が買い与える携帯電話と少年が起こした非行の弁償金を分割にして支払う、その里親の覚悟が、対照的で美しかった。

映画って素晴らしい。
朝のこの1本の映画で、元気をいただく。
感謝。


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