ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

仕事観を磨く

2020年05月21日 16時52分01秒 | Weblog
素敵な言葉は人生を変える より

【 会社内のトイレのお話 】
とある7階建てビルの企業がありました。
各階に社員用のトイレがあるのですが、落書きをする社員がおり、トイレはいつも落書きで汚れていました。
社長は社員たちに落書きをしないように注意しますが、効果はありません。
そのうちに社長も諦めてしまいました。
ところが、それでも諦めない人がいました。
それは、トイレ掃除のおばさんです。
おばさんは小さな紙に、ある「 お願い状 」を書き、それをすべてのトイレの入り口に貼りました。
するとなんと、紙を貼った日から一切の落書きが消え去ったのです!
その報告を受け、驚いた社長が、
「 一体どうやったのか? 」と思い社員用トイレを見にいくと、入り口に小さい紙が貼られており、こう書かれていました。

「 ここは私の大切な職場です。この職場を落書きで汚さないで下さい。」
おばさんはこう話しました。
「トイレ掃除はたいした仕事ではないと思ったら、たいした仕事では無くなります。でも、トイレ掃除は私のとても大切な仕事なだと思えば、素晴らしい重要な仕事になります 」
社長なその時、始めて気付かされました。
「 仕事は肩書きじゃない。与えられた役割、仕事をどんな姿勢でやっているか、そういう心がけが大切なんだ。思いを変えることによって、職場を変えることができるのだ。」 と

3K (キケン・汚い・キツイ)と言う言葉があります。
本人が 3K と思ったら、そこは3Kの職場になります。
しかし、「 私にとってはここが大切な職場なんだ 」と思ったなら、どんな職場だって素晴らしい仕事場になるのです。
要は、自分の心掛けを変える事が出来る強さを、持っているかどうかの問題なのです。


3年前、自分は人生で思い通りにならないことに対して、はがゆさを感じていた。
相手や環境に対して、どうしたらいいのか考えていた。
周りや人に変わるように期待するのではなく、自分が変わればいい、という自己啓発本からの言葉の意味を考えていた。
ちょうどその時に、ある由緒正しい建物の清掃の仕事をすることを引き受けた。
そこには、お客様用のトイレや、職員の方の大きな浴室の清掃も含まれている。
清掃のプロの方から指導を受けて、1つ1つ取り組んでいって、1年続けることができた。
それまでの自分は、清掃の仕事の大事さについて、何も考えていなかった。
たくさんあるなかで、清掃の仕事をすることは選択肢に入っていなかった。

自分が思い通りにいかないのは、自分に甘えや驕り、傲慢さがあるのではないかと感じていた。
幸運にも、人間関係で悩むことはなかった。
みな、親切にしてくれて、感謝していた。
それでも、自分が望む方向に行かないのはなぜかと悶々としていた。
お金にも不自由していた。
座禅断食10回、100kmウォーク10回ゴール、禊を毎朝して、自分はもっとお金があっていいのではないか、がんばっていると他人からの承認を求めていたような気がする。

トイレ掃除は、自分磨き、お金に困らないようになる、と小林正観さんが言われるので、仕事をして、今は、自分がトイレをした後は毎回、掃除をすることにしている。
今は、自分は自分でがんばっている、と承認できるようになって、心が楽になった。

上記の会社で、トイレに落書きをする社員がいるって、その社員のストレスや不満の捌け口が、トイレの落書きだったのだ。
トイレに落書きをしないと発散できない、会社や仕事への不満はどうしたのか。
上司や仲間がその不満をもつ社員の話を聞いて、一緒に解決できるようになったかどうかが、この話の一番の興味だ。
何事も、学び。

すべてに感謝。







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