ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

免疫力を高める食事と生活習慣

2020年03月04日 14時26分44秒 | Weblog
免疫力をコントロールする食事

私たちが健康であり続けるのには、医学的に3つの条件が必要。神経、ホルモン、免疫。神経は体の各部に指令を出す、ホルモンは体の機能を高めたり抑えたりする、免疫は細菌やウイルスなどから体を守る。
最も生活によってコントロールしやすいのが免疫力で、それを高めるのに一番効果的なのが食事。
免疫とは何か。
私たちの周囲には細菌やウイルスが多数存在している。これらは呼吸や食事などによって常に体内に侵入しようとしてくる。そのままでは病気になってしまうから、異物の侵入を防がねばならない。そのために戦っているのが免疫で、その主役は主に血液内の白血球。

白血球は、異物を捉える「マクロファージ」、異物を攻撃する「顆粒球」、それにマクロファージや顆粒球だけでは対処できないがん細胞などに抗力がある「リンパ球」(T細胞、B細胞、NK細胞など)に分類され、それぞれがお互いに作用し合いながら免疫反応を高めている。

免疫力が正常に働いていれば、体内のウイルスや細菌は次々に排除されていくが、何らかの原因で低下すると、ウイルスや細菌が増殖し病気になってしまう。寝不足や不規則な生活が災いして、風邪をひいてしまうのはその典型。

最も免疫力が増強するのは、一週間ほどおいて皮に黒い斑点ができたバナナ。
椎茸(しいたけ)に限らず、アガリクスやメシマコブなどのキノコ類が、がんを防いだり免疫力を高める。
キャベツや大根、長ネギ、ニンニクのような淡色野菜に免疫力を高める効果が確認されている。これは植物に含まれる色や香り、辛み、苦みなどの成分でファイトケミカルと呼ばれているもの。
免疫力を高めるのに一番いいのは刺身。
免疫システムの主力である白血球には、ウイルスなどの異物を退治するキラーT細胞があり、その栄養源となるのが、イワシやマグロ、サバなどに含まれる良質タンパク質。
魚に含まれているDHAやEPAなどの不飽和脂肪酸は血圧を下げて脳の機能を高めたり、血管を拡張させ血行をよくする働きがある。
味噌汁の中に入れる具を工夫すれば、さらに免疫力を高めるメニューができる。長ネギや大根などの淡色野菜、胃や大腸の免疫を守るビタミンCを含むジャガイモ、解毒作用のあるアサリ、β-カロテンが豊富な小松菜。
人間の30%の免疫細胞が腸管に集まっている。食物は食道や胃、小腸を通って大腸にたどり着く。そして食べ物にくっついた細菌やウイルス、毒素などは最終的に大腸の免疫細胞によって集中的に排除される。
これをケアするには、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を含むヨーグルトを摂取して、免疫細胞の働きを高めるといい。反対に便秘や下痢などで腸の働きが悪くなると、同時に免疫力も低下してしまう。
免疫力を低下させる要因は、それだけではない。冷たい食べ物や体内の酸化を招く糖分の取り過ぎを嫌う。タンパク質が極端に少ない野菜だけの食事もアルブミンの欠如により免疫力を衰えさせてしまう。さらに、添加物の入った食品もできるだけ避けるべき。アルコール、特にウイスキーやブランデーより、多糖体を多く含む日本酒に切り替えを勧める。

肺から取り入れた酸素は血液に送られますから、リンパ球に新鮮な酸素を与えるために森林浴。
新陳代謝をよくする有酸素運動、さらに精神的なストレスを取り除くためのアロマを使った入浴法、モーツァルトを聴きながらの睡眠、よき睡眠を得るための寝室のコーディネート。
このように食事、呼吸、運動のバランスが上手に保ててこそ、本当の意味で高い免疫力が維持できる。


森林浴に行こう。
すべてに感謝。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿