敬老の日前日祭

お祝いをすると言っても、昼食や晩ご飯を両親の好きなメニューにしたくらいで、大げさなのだが、気持ちは普段より込めているつもりだ。

昨日のぶどう狩りのぶどうをまた食べてもらって、昼食は、両親が好きなお寿司と柔らかく煮たきんぴらごぼう。夜は、まぐろの刺身に母の好きな五目飯、つみれと野菜の味噌汁。美味しい食事を提供するくらいで、長生きしてねというのも恐縮するが・・・、という感じだ。

夜、スイートポテトを作ったので、明日、食べてもらおうと考えている。

今日はほとんど1日中、台所にいた。ちょっと時間があると、料理を作りたくなる。野菜を沢山入れた料理を作ると、家族みんなの健康が維持されるようで、顔晴っている気分になる。夜は、明日の両親の昼ごはんのための肉じゃがを作っていた。基本の手作り料理をきちんと美味しくできた時は、昔風女としてちょっと安心する。

昔、母に言われた。「家のことができないで、勉強や仕事ができても、女として失格だ！」これは私の心の中に強く刷り込まれている。
しかし、家のことができて、仕事ができても、だんな様に甘えたり甘えさせたりしなければ、結婚生活は維持できない、という哲学を実学から学んだ。

今、両親の老後の夫婦を間近でみていると、歳をとっても尊敬し合うような夫婦が良いなと強く思う。お互いに相手を尊敬することによって、そのような相手になるのだろうと思う。それを教えてくれた両親に感謝。いつか一緒に暮らす人とは、そのようなカップルとなりたいと思う。

感謝