ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

ボランティアの意識

2020年06月20日 10時13分37秒 | Weblog
ギブ&ギブメルマガ (2019年11月9日付岐阜新聞「素描」より)

「させてもらうボランティア」は、相手の状況を十分に考えるところから始まります。
ボランティアによって自分自身がたくさんの何かを得られるのだと謙虚な態度で活動します。
結果、ボランティアをする人も、受け入れる人も双方が満足できるものになるのです。

俳優の故・牟田悌三(むたていぞう)さんの講演会で、牟田さんが活躍されていた、中学校のPTA会長として、肢体不自由児と健常の中学生との交流イベントを10年間も企画・実践されました。その活動を通じて、
「ボランティアは自分を犠牲にすることではない。自分がボランティアをすることによって普通の生活では手に入れることができない何かを得るのだ。だからボランティアは自己開発だ」
という考えに至ったそうです。

ボランティアをして、お礼を言う、これが「させてもらうボランティア」です。


「人のために」
「役に立ちたい」
「喜んでもらいたい」
という気持ちがあっても、同時に、
「してあげる」
という「上から目線」の「奢り」の気持ちがあると、相手には受け入れてもらえません。
情けは人のためならず。
ボランティアは、自分の心を変えるところから始まります。



人に喜んでもらうことが自分の幸せだ。
自分を犠牲にするのではなくて、自分は自分で楽しみ、人に喜んでもらって、自分も嬉しくなる。
見返りはいらない。
笑顔や喜んだ表情が感じられたら、それでいい。
いつも上から目線になっていないか、と意識しないけれど、気をつける。
何かボランティアをさせてもらって、相手からの言葉を待つようなことをしていないか。
それらの言動は、ボランティアをさせてもらう体験が多くなれば、自然に感じられないようになっていくのではないか。
ごく自然に相手のために動く、話すようなことになっていればいい。
普段は直球の言動が多くて、それが自分の持ち味でもあるが、その分、人を傷つけていないかと考える。
だからこのボランティア意識をもって、生きていく。

すべてに感謝。



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