キリスト教徒ではない日本人にとってのクリスマスは、
3月3日のひな祭りと同じようなニュアンスで、年中行事の一つです。
海外でもキリスト教離れが深刻化しているそうですが、
そういう非キリスト者であっても、クリスマスを祝うパーティーなどがあるそうです。
そもそもクリスマスはケルト人の冬至の祭りという説もあるくらいですから、
外国人も似たような感性なのではないかと勝手に思っています。
夜の時間が長すぎる北欧の寒さの中に沈んでしまった太陽の光が差す時間がまた徐々に増えていく初めの冬至は、お祭りにふさわしい日だと思います。
キリスト教徒では、救い主の生まれた喜びをたたえる日でしょう。
一般家庭でも、子供が生まれることは尊い喜びで、幸福なことです。
その子供がつつがなく成長し、周囲に幸福をもたらすことが想像されます。
きっと、生まれる、生まれ変わる、子供、喜び、幸福、というものがクリスマスのキーワードとなって、世界中の人たちの心を幸福に導いてくれているのだと思います。
平和と平安が続きますように、としっとりした気分にならされます。
年中行事には意味があります。
意味まで深堀する必要はないかもしれませんが、それらの日を大切に意識して日々を過ごすことはとても大切な「深み」になります。