昨日、暑中お見舞いについて書きましたので、今日はお中元について書きたいと思います。
お中元は物送ることよりも、ご挨拶をすることが大切ですから、開運的な意味合いにおいては、暑中見舞いを送った人にはお中元は不要です。
ただこういうことはお互いの人間関係によるものが大きいので、そちらを優先してください。
また儀礼的な贈り物は否定されやす以上昨今で、徐々に減少傾向にあるものの、やはりお互いに続けあうことで関係をはぐくんでいる場合もありますので、私は良い風習であると思います。
夏の贈り物としておすすめなのは、消耗品です。
また、毎年同じものを送るのも良いでしょう。
私は相手のお好みに合わせることにしていますが、日本茶をお送りしています。
日本茶は、お茶を引く(仕事がなくぶらぶらするという意味の遊女言葉)につながることや、香典の返礼品に用いられることが多いことからタブー視する方もおられますので、お気になさる方でしたら避けるべきでしょう。
私が送る理由は、日本茶には夏の暑さで傷んだ運気を修復する作用があるためです。
体内での五行のバランスをとりやすくしてくれますし、なによりも夏に飲むすっきりとした味わいはすがすがしく清涼感で満ちています。
中国茶や台湾茶も良く、特に工芸茶はお勧めです。
他には美しい水菓や、フルーツジュース、タオルなども良いですね。
開運的にはそれぞれにいろいろありますが、相手のことをおもんばかって送ることが最も開運になります。逆に独りよがりの贈り物は送り主の運を傷つけてしまいますのでお気を付けください。
お中元は必ずお送りしなければならない物ではありませんが、お送りするときには先様のことを思う気持ちを忘れないようにしましょう。
また、お中元をいただいたときには、お返しをすることが良いでしょう。
関係性でお返しをすることが難しい場合は、お礼状をお出しして、一方通行にならないように配慮します。