私の住んでいる地方では紅葉狩りはもう少し遅くならないとできないのですが(まだ結構青々としています)、
私のところに合わせると紅葉どころかもうすべて葉っぱが落ちちゃってるよ!!
なことになりかねないので、ちょっと早いとは思いますが書いておきます。
紅葉狩りは平安時代には行われており、
当時はほんとに枝を折り持ち帰っていたので、
紅葉を動物に見立てて「狩る」という表現を取ったそうですよ。
何気に古い言葉ですね!
ちなみに「モミ」は赤い色の事。「ヂ」は、布地や下地などの素地の「地」の事。
全体的に「赤い葉っぱ」という意味ですね。
秋らしさを楽しむのに、紅葉狩りは本当にもってこいのイベントです。
日本人の感性、琴線に触れる深い歴史の中にある情緒を想起させます。
この深さが、私たちの心を「安定」させてくれます。
紅葉の公園や、落ち葉舞う歩道などの散策をぜひされてください。
また、紅葉は「永遠の命」の象徴でもあります。
30年ほど前葉っぱのフレディという絵本がベストセラーになりましたが、
他にも「枯れるまで成長し続ける」という存在でもあります。
枯れたように見えてもまた春になったら芽吹く復活を想像させる姿でもあります(こう書くとキリストみたいですね)。
難しいことは考えなくても、じかに触れることで感性は確実にこういった本来の世界に影響されます。
ぜひ良い機会ですので、綿々と続いてきた紅葉狩り、楽しんでみてください。