S との別れ

2008-11-08 15:12:07 | Weblog
また今夜も寝るのも起きるのも嫌だ  朝になれば早く夜に 夜になれば早く朝になって欲しいと思う毎日

彼が可哀想で仕方がない

病を抱えながらも大きな夢を抱いて羽ばたこうとした日の翌日

彼は逝ってしまった   一言の言葉を交わすことなく…


数え切れない 果てない様々な乱れを通して思うことは全てが未体験の連続だ

『聞き上手な人は人の心の奥へ手を伸ばすことが自然に出来る』  『それに反した人とは会話をしないに限る』


今はもう まさに『無声慟哭』でしかない


世間の誰にとっても 『もう』 なのだ

自分にとっては どのくらいの時間が経っても 『なぜ?』 としか思えない

どうしてこんな事になってしまったのか?


悲しみが多い分だけ人は優しくなれる  哀しみや涙を社会の中で表現することは出来る

しかし異常に居心地の悪さを感じる  なぜならば社会は悲しむ人・弱い人が好きではない

そのため哀しみを背負った者が社会生活にもどる時には それなりの気負いと感情をおおい隠すための表情を身につける 

つけなければいけない必要があるからだ

周囲の人々や社会は悲しみの影を引きずるる人の心に恐怖心や嫌悪感を呼び起こすに違いない

残された者は悲しみを自らの心に封印してしまうのだ


大切な人との死別からは残りの人生を死を待つ 『待合室』 にしているのだ


今夜も野球=日本シリーズを観ながら 口喧嘩をしよう  ネ どっちが勝つだろう???