ピカールのネコライオンな日記

日々の雑感、鑑賞した映像作品や趣味について書いたブログです。

若き日の思い出(中学校吹奏楽部編)

2020-10-03 21:00:00 | 日記
先日、一周忌もあったので亡くなった祖母と過ごした日々を思い出していた。
その中で中学校時代の事も思い出していたらちょっと脱線した。

私は中学生の時に吹奏楽部に所属していた。
入学した中学校にあった「吹奏楽部の強豪」という意味を理解せずに入ったので、
入部してから後悔があった。

色々と後悔があったけれどもそれ以外にも、
コンクールなどの大会に「傾向と対策」をして参加する姿勢に違和感を持った。
とても部活を通して音楽を楽しめなかった。
毎日過ごす競技としての吹奏楽の練習はしたくなかった。
他にも定期的に自己批判させられたり、
それはそれは酷い部であった。
もっとも社会人になって10年以上経ついまとなっては、
業務遂行の為に傾向と対策、あるいは、仮定と実行をする事の連続であるし、
場合によっては自己批判めいたことをする機会も無きにしも非ずだけど。

当時は青臭く甘かったのである。
最終的に音楽性の違いにより3年次の秋に卒部せずに退部した。
普通では一般的な部活卒業時期であるが、
吹奏楽の強豪校だったので3年次3月まで部活はあった(^^;
実績を残すので学校も黙認していたのだろう。
結局、部活仲間はアンサンブルコンテストの全国大会に出場し金管8重奏で金賞を受賞した。
ちなみに所属していた部の弱点として、
失礼ながらパーカッションの実力が木管・金管に及ばず、
総合力が足らずバランスの問題でコンクールの方ではついぞ全国に進まなかった。
そう言えば金管8重奏の中の一部分に打楽器が出てきたのだが、
そのパートで休んでいる部員が楽器を持ち替えてこなしていた。
その演奏を聴いた顧問が、
「何で片手間の奴の方がパーカッション担当より上手いんだ!」
とパーカッションの部員に対して怒鳴り散らしていたのが懐かしい。

全くの素人から始めてみんなよく頑張ったものだと思う。
当然練習は厳しかったので、私なんか食事しながら居眠りをしたし血尿もした。
このような経験があるので、
プロの○○家という人は数多いる中でもプロの音楽家という職業は尊敬している。
みんながみんなではないと思うけど、
一部にはこんな血のにじむ思いをしているのだろう、
と勝手に想像している。


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