今日がきっと最高の日!

産業カウンセラー&コーチ&短大講師&妻&母&娘・・・いろいろな顔をもつ私が、日々の生活で考えたことをつぶやきます。

こころの健康って、何~その4~

2014-11-25 15:01:45 | 日記
先日よりお伝えしている「こころの健康」について、
最後の4つ目についてお伝えしたいと思います。

・人間的健康 人生の目的や意義を見出し、主体的に人生の選択を行う

「人生」などどいわれると、
何か壮大なことを考えたり行ったりしなじゃいけない、という気になるのは
私だけでしょうか。

私は自分の天命や使命をわかっているか、と聞かれたら
答えは「NO」です。

毎日の小さな出来事に翻弄され続けています。
(先ほども子どもと衝突しました・・・)

でも、私は、ここで言われている「人間的健康」というのは
そんなに大げさなことではなくて、
「自分を主語にして生きる努力をしている」
ということではないかな、と考えています。

心優しく、他人のことも考えられることは素晴らしいことです。
でもそこに自己犠牲感があっては、
せっかくのその思いが半減してしまう。

「自分を主語にして生きる」というのは
日々起こることに対して
自分のできることを探しながら生活していくこと。

すぐにはできないかもしれませんが
私自身もそれを「努力する」ことを続けたいと思っています。


ハワイのバスの中で

2014-11-24 00:04:00 | 日記
真面目な話が続いたので
私の趣味(といっていいのかどうかわかりませんが)の話を。

最近はほとんどいけないのですが
海外旅行、それもアジアやハワイなどの
暖かい(というか、暑い)地域に行くのが好きです。

特に好きなのがハワイ。
私ひょっとしたら前世はハワイに住んでいたのかも、と思うくらいで、
ただぼけ~っと椅子に座って
風に吹かれているのですら、幸せに感じます。

もうかなり前ですが、ハワイでバスに乗った時のことです。

バスにはけっこう人が乗っていました。
当然、お年寄りも若い人も載っています。

お年寄りが乗ると、若い人がすっと立ち上がって席を譲り、
譲られた方も、ありがとうと言って座る、
その光景が何度も繰り返されました。

若い人の様子は、譲らなきゃ、というそんな堅い気持ちからではなく、
まるで歯を磨いたり、お風呂に入ったりというくらいの
そんな自然な感じなのです、

そして譲られる方も同じような感覚でいる様子。

日本人はどうしても、「~しなければならない」が強いので
お年寄りには譲らなければいけない、になりがちです。

それはそれで素晴らしいことではあるのですが
もっと軽い気持ちで、「きつそうだから譲ればいいじゃん!」みたいになれば
きっと日本中に笑顔が増えるんじゃないかな、と思ったひと時でした。




こころの健康って、何~その3~

2014-11-23 08:52:59 | 日記
前日に続き、こころの健康について、
今日は3つ目の「社会的健康」について、です。

社会的健康 他人や社会と建設的な関係を築くことができる

「建設的な」という言葉がミソ。

じゃあ「建設的」ってイメージはなんとなくわかるけど
具体的にどういうことでしょう?

建設的の意味を調べてみました。

【建設的】
その事の良さを積極的に認めた上でさらに良くしていこうとするさま。
物事の成立や進行をおし進めようとするさま。
※大辞林 第三版より

社会的健康とは
お互いの良さを認め合ったうえで
さらによりよい状態を作っていこうと努力すること、と
言い換えることができます。

人はいろいろなので、
どうしても合う人合わない人がでてきます。
合わない人のいいところも認めて
よりよい関係をつくるために適度な距離をおく、
必要以上に近づこうとしない、というのも
建設的なんですね。

苦手な人がいて、その人と仲良くなれないという悩みを
聴くことも多いのですが
それって「社会的健康」が保たれているから
仲良くならない、とこころの深いところで
決めているのかもしれません。


こころの健康って、何~その2~

2014-11-22 08:37:02 | 日記
今日はこころの健康の二つ目の側面、
「知的健康について」の話題を。

知的健康 状況に応じ、適切に考え、現実的な問題解決ができる 

情緒的健康がハートだったのに対し
こちらは頭の印象が強い内容です。

英語でのmental(メンタル)は
知性とか知力、といった意味あいも含んでいます。

知的健康は

知性をもって現実に対応できるかどうか」、と
言い換えることができるのではないでしょうか。

だからたとえば、学校や社会に対応できず
引きこもってしまった場合は
この知的健康が損なわれている状態、といえるのかもしれません。

でももしいろいろ自分なりに判断をし、
今は引きこもっているという選択をしているのであれば
ちょっと違ってくるのかもしれませんね。

引きこもり・・・
周囲の方も本人も大変です。
けれど、現実に対応できるようにエネルギーをためている
まるで蝶になる前のさなぎのような状態でもあるのではないでしょうか。

知的健康、さてさてどうやって保ちましょうか。

おしゃべりもいいかもしれませんね。
話すという行為は、脳を活性化させるそうなので・・・

こころの健康って、何~その1~

2014-11-21 08:36:58 | 日記
昨日お伝えしたこころの健康の4つ。

今日はまず「情緒的健康」についてです。

情緒的健康とは、自分の感情に気づいて表現できること。」

私たちは普段、社会の中で生きているので
自分の感情を表現しない、ということを選択することが多いです。

感情をそのまま表現したら、人との関係性がうまく結べなくなることを
成長する過程で学んでいきます。
だから表現しないという選択肢を選ぶのは
当たり前のことではあります。

でも・・・

自分の感情に気づかなくなったらどうでしょう?

本当は怒りの感情があるのに、
もっというと、怒りの源には、「寂しいよ」「私のことをもっと見て!」といった
心の叫びがあるのに
それに気づかないで「なんとなく」不機嫌になって
そんな自分を責めたり、人を攻撃したり。

感情そのものはよいも悪いもありません。

だから、それを自分で「気づいて」表現するかしないかを「選択する」。

これが情緒的健康の意味だと私は理解しています。


とは言っても、私もまだまだ、
自分の気持ちをよくわかっていないことがあります。

わからなくても、そのことを責める必要はありません!

わからない、ということがわかっただけでも大きな前進です!

こころの栄養(休養やひとりの時間、趣味への没頭など)を自分に与えて
自分のこころを見つめられる余裕を持てればいいな~なんて
最近思っています。

だから、毎日カフェでラテを飲んでいるんですけど。
(⇒はい、これは言い訳です)