今日はいい天気でした。仕事も休みだったので、前から気になっていた沼田市の戸神山に行ってきました。標高は700mですが、360度のパノラマが楽しめる山です。麓の神社から1時間で登れます。、昭和38年、約50年ほど前までは金が採掘でき賑わっていたそうで、当時の採掘跡が残っています。真田太平記で有名な真田信之が納めた領地であり、この時代から採掘が行われたそうです。戸神山からは、北は谷川岳や武尊山、南は赤城山、西は、子持山、浅間山などすばらしい眺めでした。頂上では、年に240日登り、登山者に安全祈願のお札を配っている地元山本さんに出会いました。こよなく戸神山を愛していらして 、登ってくる方に声をかけ、周りの山の眺望や動植物について教えていただきました。山での出会いは、多くのことを気づかせてくれますね。本当に有意義な時間を過ごさせていただきました。県外からも多くの登山者がいらっしゃるようで、山本さんのようなボランティアの方がぐんまのイメージアップに貢献していただいていることを痛切に感じた1日でした。
戸神山の麓、虚空蔵尊の入り口。
最初は緩やかな舗装路です。
戸神山頂上の西側。後ろは子持山です。すばらしい眺望です。
北東には武尊山が見えます。
山頂で山本さんから自作のお札をいただきました。4年間で1000人に渡し、今後2000人を目指すそうです。年間240日は登っているそうで、その気力には頭が下がる思いです。大事にします。
山本さんは倒れた木の株に自作の彫刻を彫っているそうです。登山者の心を和ませるすばらしい取り組みだと思います。