先日、群馬県の尾瀬に行ってきました。まずは片品村の大清水湿原に寄りました。4月26日から5月6日のゴールデンウィーク中に水芭蕉開花祭りを行っています。
湿原に入るとあちらこちらに水芭蕉が咲いていました。尾瀬ヶ原や尾瀬沼の水芭蕉は歩かないとみられませんが、この大清水は駐車場のすぐ隣で鑑賞できます。まだまだ小さいですが、この時期もまた見応えがあります。赤い色のザゼンソウもありました。
5月3日?5日までは自然観察のガイドもしてくれるので、ぜひいってみてください。その後は、尾瀬へのアクセスで一番便利な鳩待峠から山ノ鼻まで歩きました。行きは下りで1時間で帰りは1時間20分ほどです。
4月25日から鳩待峠までマイカーで来られるようになり、至仏山で楽しむ多くのスキーヤーやスノーボーダーたちでにぎわっていました。(ただし、5月中旬からは津奈木?鳩待峠間はマイカー規制日があるのでご注意を)この時期は、まだまだ雪は多く、長靴やアイゼン、スキーなどないと歩けません。木道も見えず、沢などはまると危ないところもあります。
しかし、今年は例年より雪が少なく、5月中旬には、多くのハイカーでにぎわいそうです。私も雪の尾瀬は初めてですが、人気のない静かな銀世界もまたいいものです。
雪の下では春のいぶきが「いまかいまか」と準備をしています。尾瀬は昨年単独の国立公園となり、群馬県の小中学生9千人が「尾瀬学校」を実施するなど今年も多くの人が訪れることでしょう。私も今年は数多く足を運び、尾瀬の自然のすばらしさをご紹介できればと思っています。
大清水湿原の水芭蕉の群草
大清水湿原の水芭蕉
鳩待峠入山口、あいにくの雨でした
山ノ鼻から牛首方面をみる、一面の雪景色、静かな尾瀬です
シラカバと山ノ鼻の山小屋、山ノ鼻小屋と至仏山荘はもう営業しています。
尾瀬の詳しい情報は「尾瀬保護財団」HPが便利です。