前回に引き続き真田氏のふるさと、上田市真田町の史跡真田氏館跡をご紹介します。真田昌幸の父、幸隆が築いた館といわれており、昌幸が上田城に本拠を移すまでは政治の中心地として使用されました。現在も周囲の土塁が残るほか、郭内は上下2つの平場があり大手門(南面)、搦手門(北面)、東門(南東面)の3門が設けられていました。400年以上前に遺構が残っているのは全国的にも貴重ですね。今はつつじの名所としても知られ、御屋敷公園として市民に親しまれているそうです。行った日は火曜日でしたが、公園内の真田氏歴史館が休みなのは残念でした。今度は花の時期に訪れてみたいと思います。
南面にある大手門跡。周囲の土塁も残っています。
館跡。つつじも多く、シーズンはきれいでしょうね。
公園内の真田歴史館。休館でした。残念。