原爆で亡くなられた方々に、哀悼の念と不戦の誓いを込めて法華経を唱えさせて頂きました。
ご冥福と来世への幸福を心から願います。
最近、集団的自衛権に関する国民の興味は段々と薄れてきています。
いろんな悲惨な事件が多発して、報道も忙しいですよね。
集団的自衛権の世論調査では、82%の人が説明不足と答えています。
しかし、首相はちゃんと説明しています。
「我が国の密接な国が攻撃を受けてわが国に明白な危険があるとき行使する」
とても分かりやすいです。
密接な国、いわゆる米国が攻撃を受けたときです。
米国が攻撃されれば、密接なわが国にも脅威が発生すると判断します。
つまり、米国のすべての戦争に日本は参加しますと言っています。
とても丁寧で明白な説明だと思います。
その為には、国民の皆様のご理解を頂、速やかに戦争に備えてください。
首相は過激な言葉を使わず私たちに説明しています。
太平洋戦争前に「治安維持法」が成立しました。
この法律は読んでそのもので、治安を維持することでした。
しかし、改定され戦争を推進する法律へと変貌したそうです。
言論の自由は奪われ戦争を反対する人を取り締まる法律になりました。
類似するのは、今の「特定秘密保護法」です。
この法律もすでに私たち国民の生活の中に違和感なく存在しています。
しかし、有事が発生して米国の戦争の援助をすれば事態が変わります。
参戦して米国の敵を倒せば問題ではありません。
しかし、戦争が解決せずに長引けば臨戦状態は継続されます。
ゆえに、いつでも戦争を発令できる状態を維持しなければいけません。
昔で言うと「いざ鎌倉」ですね。
戦争状態で国を経営する政府は運営が大変でしょうね。
一度でもテロが発生したら緊張感と警戒心はマックスに達するでしょう。
そこで猛威を振るのが「特定秘密保護法」です。
改正を重ねてもっと厳罰的な性格を必要とするでしょう。
国民のプライバシーや思想はすべて政府の管理によって把握されます。
そうしないと治安が守れないと思います。
少しでも、テロリスト的な発言や行動をとると無期限に拘留されるかもしれません。
もはや治安の設定は常識では決めることは出来なくなるでしょう。
私たちも、いつも恐怖に脅えて外国人すべてを疑いの目で見ることになります。
アルカイダには日系人がいる情報を聞いたことがあります。
そうなれば、同じ日本人同士も疑わなければいけない事態に陥るでしょう。
学校でも親が何を話していたか、生徒は尋問される事態にもなるかもしれません。
おおげさでしょうか?
しかし、戦争の歴史を見ればいったん戦争が始まれば終始がつかない状態は明白です。
8月は広島、長崎に原爆が投下された月です。
私も戦争を知らないので正直、実感はわいてきません。
多くの人たちが苦しんで亡くなり、生き残った人も病気に成って苦しんだと聞きます。
原爆を投下した米国の飛行兵は投下を肯定しています。
原爆投下によって戦争が早く終結した話します。
確かに本土決戦になっていれば、もっと犠牲者が多かったと思います。
それどころか国自体が消滅したかもしれません。
しかし、飛行兵は言います。
「人類は核兵器を使用する状態を作ってはいけない」
最初は小さな紛争でも大きな大戦争に繋がることは否定できません。
小さくても、大きくても、戦争は戦争です。
日本は多くの犠牲者をだして、戦争を放棄しました。
「憲法9条」の存在が日本の平和と復興におおいに貢献したと思います。
この平和憲法も幾百万の命の犠牲のもとで生まれたものです。
大切にしなければいけません。
いまの私たちで「平和憲法」を破壊することは犠牲者の御霊に砂をかけることになります。
「憲法9条」を堅持して、育てて、後世へと手渡す義務があります。
冷静に考えてください。
「閣議決定」を強行したのは、選挙で選ばれた私たちの代弁者達です。
世論調査なんかに回答しても、なんら解決にはなりません。
「反対の意」を実現するのは、選挙で平和的な政治家を輩出することです。
いづれ、次の選挙がやってきます。
政党、候補者がどのような、政策を訴えているかです。
現代の最終的な戦争解決の手段が核兵器の存在です。
そんな結末は二度と起こしてはいけません。
日本は核兵器を持っていません。
「核抑止力」の傘下にも参加していません。
そんな立場を利用して世界的な平和推進国として威厳を保つべきです。
日本は民主主義国家です。
主権者がまともな選択をするべきです。
そうすることで、日本はおかしな方向には向かわないと思います。
「私には関係ない」「私一人じゃ変わらない」
そんな日常的な無関心が悲惨な生活環境を作ってしまいます。
後で悔やんで悲しんでも、もう手遅れです。
「無智の涙」を流さないようにしましょう。
この事は、職場や友人や家族の間で日常的に会話が必要です。
必ずよい結果を導くと思います。
「メリット」より「リスク」を優先することが大切だと思います。
「戦争」に固執しなくても日本は各国との外交はできると思います。
「平和な国、日本」をもっと有効に使うことが信頼外交に貢献すると思います。
「戦争」を認識せず「平和」を確認してください。
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