来た道を戻ろうと思ったんだ
歩いても歩いても
見当たらず
もう 消えて無くなってしまった
もう この先には無駄しかない
一人の老人が 時間を問う
腕時計を嵌めたのは数年ぶりだというのに…
最後に時間を聞かれたのは
いつのことだろう…
あの老人は一体…
来た道を振り向いてみたけれど
どうにも足が戻りたがらない
立ちすくし
汗がひき
靄が去り
また先を歩いてみる
先は
さらに磨かれ
待っていた
一段と 光り
輝いて あった
一段と 光り
輝き放ってあったのだった
歩いても歩いても
見当たらず
もう 消えて無くなってしまった
もう この先には無駄しかない
一人の老人が 時間を問う
腕時計を嵌めたのは数年ぶりだというのに…
最後に時間を聞かれたのは
いつのことだろう…
あの老人は一体…
来た道を振り向いてみたけれど
どうにも足が戻りたがらない
立ちすくし
汗がひき
靄が去り
また先を歩いてみる
先は
さらに磨かれ
待っていた
一段と 光り
輝いて あった
一段と 光り
輝き放ってあったのだった