日記 くう
空 食う
く 苦
食については毎日考えます。
何かの犠牲により、栄養を頂いている。
肉体を維持するために。
そして殺された側も、どうせなら「美味しい美味しい、ありがとう」と、言ってもらえたほうが、まだ救われるんではなかろうか。
だから料理は、美味しいほうがよいのである。
「不味い不味い、こんなの食えない」と言われたら、殺された側はほんとたまらない。
虚しいんではなかろうか。
まずは、ありがとうである。
「いただきます」は、ありがとうである。
「ごちそうさまでした」も、本質はありがとうの感謝であるはずだ。
ただただ美味い美味いと、感謝もせずに食すのは、やっぱり解せない。
そんな「食う」が、そのうち極端に減るという…。
本当に、そんな世紀が訪れるんだろうか。
本当に、人間は進化出来るんであろうか。
それにしても虫の虹色はきれいである。
魚の鱗も然り。
そーいえば私には見えないけれど、人間にもオーラという虹色があるんだった。
そのうち誰しもが見えるようになるんだろう。
目の奥にあるオーラが見えだす。
楽しみだ。