日記 片翅の蝶々さん、ありがとう!
今日、飼育ケースで蛹から羽化したツマグロモンヒョウ♀が2頭、卵を産みつけがてらに遊びにやって来ておりました。
一頭は、幼虫時に、やけに体が小さいのにさっさと蛹になるべなく立てた棒にぶら下がり、その後の蛹も小さかったので、正常に飛べるのか心配しておりましたが、今日の飛びっぷりと、今日まで元気に生きて来られた姿を見て、大変安心致しました。
もう一頭は、逆にやけに体が大きく、体毛も輝くオレンジ色で、あっちの葉こっちの葉と、卵の産みつけに忙しくしておりました。
鮭じゃないけれど、ほぼ生まれた葉に、葉の近くにも卵を産み付けるんではないでしょうか。自分が生きながらえた安全な場所でもあるのは確かだし。
この2頭の蝶々さんは、片翅の蝶々さんとほぼほぼ同時期に羽化したのでした。
片翅蝶々さんだって、翅がちゃんと両方に生え揃っていたならば、この2頭のように元気な姿で、時折遊びに来てくれたはずでした。
オレンジ色の体毛すら、なかった。
飼育ケース越しに私が視界に入ると、片翅蝶々さんは、力を振り絞って翅をバタつかせておりました。
それも段々と振り幅が小さくなり、最終的には微かに動く程度になりました。
今現在、手にとってみても全く動かなくなりました。
土に戻します。
.°(ಗдಗ。)°.
蝶々さん、ありがとう!
.°(ಗдಗ。)°.