日記 抗癌罪
今年初めに、1冊のノートを買いました。
それは抗癌剤の副作用を記しておくために買ったのでした。
実際には、副作用が強くなればなるほどに記す体力を奪われ、きめ細やかには書き留められませんでした。
そんな1冊のノートの1ページめを、ふと見返してみました。
今読んでも、副作用の辛さが蘇ります。
そこでふと気になったのは、抗癌剤を始めて1か月後辺りに、ニャンコ2の下痢、食欲不振が起こり、受診したのでした。
ニャンコ2はほぼほぼ常に私と寝食を共にしております。
抗癌剤の注意事項として、薬剤師から説明がございました折、排便後のトイレは2度流すこと、吐瀉物は念入りに廃棄し、辺りを除菌する事、
浸かった風呂の湯は直ちに捨てること、などがございました。
だから、あの時ニャンコ2が体調を崩したのは、私の吐く息によるものだったのではなかろうかと、そんなふうに思いました。
因みにニャンコ2の様態は、薬で治りました。