日記 私の龍
何故か龍を描いてしまうのでありました。
何故なんだろうと考えてみたところ、思いつく理由はやはり、龍は可哀想、なんでありました。
なんで可哀想なのかと深堀りしてみれば、龍は、龍自身の抑えきれない怒りに対し、半ば哀しんでいるのでありました。
あ〜あ…。
また怒って暴力的にやっつけてしまった…。
俺はどうしていつもこーなんだ…。
どーして如来たちのように悟りに導いてやる事が出来ないんだろう…。
そんな龍なんでありました。
だから私は龍にはいつも笑っていて欲しい、微笑んでいて欲しい。
そうしていつの日か、破壊せずとも事をまあるくおさめられるようになり、その時にはきっと笑みを浮かべているだろうと、
そんな想いから、にこやかな龍を描いてしまうのでございました。
…‥
そーだったのか…。