前回お話ししたホテルでのすがすがしい目覚め!!ふかふか過ぎるほどのベッドで幸いにも埋もれて窒息することもなく。すぐに日課である朝一シャワー!!おっとそうだったここはガラス張りのシャワールームだったんだっけ・・・朝からなんだか恥ずかしい。前回言い忘れたんですけれど、シャワーは普通の大きさのものがごくあたりまえのようについているんですが・・・なぜか頭の真上にもひとつついていてそれが、ものすごく大きい!!車でも洗うのか?・・・いざお湯を出そうと思って栓に手を伸ばしたら・・・「おおっ!!なんじゃこりゃあ!!ハ・・・ハンドル???」まさに「とりかじいっぱ~いっ!!」「はいっ!船長!!」「もっときれえええ!暗礁にのりあげるぞおおおお!」「船長!!もうこれ以上はきれませーんっ!!」「ああああああ!!どっかああん!!」・・・・と、海賊船ひとり芝居ができてしまうようなハンドル。ぐるぐるっと回すと・・・ちょっと間があって・・・「ビシャーッ!!!」っと。水が出てくるのを警戒して手に持っていたシャワーヘッドも虚しく・・・ある意味予想通りに頭上からヨーロッパ産の良く冷えた水が!!!し・・・死むう。そんなこんなで寝ぼけていたこともあり夕べと同じ過ちを犯してしまった俺はおかげですっきり!!朝食を済ましてチェックアウト。なごり惜しいですがいよいよ今日からコンサートですからね。気分を入れ替えていざ出発!この日は2公演、1回目は地元の子供たちの貸切ライブ、元気な子供たちに囲まれて熱唱!やっぱり音楽って万国共通!どこでも、誰でも楽しめる!今日のホールはロンドン大学のステージ。大学の施設とは思えないほど素敵なホールで音響さんも(現地の方でした)いろいろ試行錯誤してくださいました。モニタースピーカーのないステージで苦労が予測されましたが、奥行きよりも横幅を広くとっているこのホールは自分の声が正面の壁に当たって返ってくる。予想よりも歌いやすいステージでした。2回目は一般のお客様を対象としたコンサート。抽選で当たった人しか見られないというなんだか申し訳ないコンサートでしたが、また次回お会いできることを祈りまして、皆さんに届けとばかりに熱唱させていただきました。今回のコンサートは必ず終盤に主催であるANAのコーナーがあり、そこではANAのスタッフさんが工夫をこらしたピーアールを見せてくれます。芝居仕立てものや歌、方法は様様ですが・・・さすがはANA!地元の方々に愛されていますね!!みんな惜しみない拍手でした!!最後の曲が近づくと「ああ・・もうすぐロンドンともさよならかあ・・・」なんて考えちゃって・・。でもそんなことはいってられませんから・・・最後まで乗りの良いナンバーで無事にロンドンでの2ステージを終えました。さあ、これからGADOGADO名物??お客様のお見送り!!今日会えたことに感謝して、いろんな人と握手して、また来年も聴きにきますなんて嬉しい言葉にやや目頭を熱くさせながら最後の一人までお見送りさせていただきました!さてさて・・・楽器を撤収して皆さんと打ち上げ!!いええええ~い!!近くのインド料理屋さんでみんなでカンパーイっ!しかし・・しかし・・・この後私達・・23:30にはバスに乗って次のパリへ移動しなくてはいけないのです(涙)。小1時間ほどみなさんと談笑してバスに乗り込みました!!お見送りしてくださっているスタッフの皆さんとまたお会いしたいなあ~。と感傷的になりつつ次の街へ・・・。次回「ドーバー海峡越え!!」をお楽しみに!勝