坂口勝 Stage Site~ECHOES~ 

シンガーソングライター・パーカッション坂口勝/TAP DO!/GADOGADO/FLYING RODステージ日記

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ヨーロッパコンサート旅日記~2日目夜から3日目朝、ドーバー海峡編~

2005-02-15 03:37:04 | Diary
さて、ロンドンコンサートを終えて一路パリへ!!しか~し、名残惜しくも景色を楽しんでいる余裕などありませんっ!!だって明日は到着するなりパリでのコンサート!!車中泊とはいえしっかり寝ておかないと!!明日になって「声がでましぇ~ん・・・」なんてことは通用しませんからね。大型の貸切バスにバンドメンバー4人とロンドン公演のお手伝いをしてくださった、ドイツはデュッセルドルフのANAスタッフさん3人の合計7人での移動!!それぞれ席を2~3人分使ってごろ~んと横になって寝ておりました!程なくして起されまして・・・俺、寝起きが最近めっきり悪くて(笑)。寝ぼけていたので何がなんだかわからなかったのですが・・・。「あれ?バスの周りにバスがいっぱ~い。集会だ、集会だ!」と思っていたら・・・降りてくださいって。なんで?もうパリ?・・・ちが~うう!!!そうです、ロンドンからパリに渡るにはドーバー海峡を渡らなくてはいけないのでしたあああ!!。バスや大型トラックが集まっていたのはフェリーの中!!寝ぼけ眼を擦りながらバスを降りて、みんなが歩く後を着いていくとそこはもう立派な客船の中!!俺が寝ぼけていたせいか?もう大半の人はフェリーに移り、各々フランスに着くまでの縄張りをキープ!!ソファーに横になっている人がたくさん!!これはまずいぞっ!!早く座らないと。ようやく縄張り?をキープすると早速船内探検!!船内にはたくさんのお店が入っていてお土産やさんや食べ物、化粧品まで売っていました・・・しばらく歩くと「おや?」なんだか賑やかな場所に出たぞ~い。「カジノだ!」しかし小心者世界ランキング2位の俺は(2位ってところがまた小心者でしょ。)とてもその中に入る気になれずにパーカッショニストのつるさん(小澤敏也さん)と甲板へ!!そして初めてこのフェリーの大きさを知りました!!!すんげえでか~い!!!そして目に入ったのがこれから離れていくであろうイギリスの断崖絶壁!!しかも夜中にもかかわらず真っ白に光っているんですっ!これがかなり有名らしいんですが初めて目の当たりにしました。つるさんと男二人で「おお~っ!すげえなっ!!」「写真とろうぜ!」なんて言いながら感動しておりました。鼻水たらしながら・・・だってものすごく寒いんですよ!あまりの寒さに最初はイギリスの白い岩肌をみて「あれ・・氷山・・じゃないよね?・・まさかね・・」なんて話していたくらい。それほど寒かったのです。すると・・・フェリーが唸り出して・・いよいよ出発!離れていくイギリスの絶壁・・・「ああ・・・さよ~なら~せんきゅーいぎりす~。またくるかんね~」なんとも名残惜しい船出でした。そのうちあまりの寒さにがまんできずに2人は船室へ。みんなのところに戻って感動を伝えるとスタッフの女性が「あたしも行きたい!」と・・・そこから甲板までは結構歩くのですが、女性に優しくがモットーのわたくしはもう一度甲板へ!ね、綺麗でしょ!なんて話をしてまた寒さに耐え切れず船室へ・・・すると今度はピアニストのたつさん(福沢達郎さん)が、「僕もみたいなあ・・」と。そこから甲板まではけ・っ・こ・う・歩くのですが、女性に優しく、人生の先輩には素直にがモットーのわたくしは3たび甲板へ!!!冷えた体を温めるまもなく三度目の吹きさらし~。星が大好きなロマンチストたつさんはいつもちいさな望遠鏡を鞄にいれています・・・そしていつものように星を見始めました!あまりの寒さに気づかなかったけれどそこは満天の星空!ああ・・・3回も甲板に出てよかった!!。
さてやっと客室に戻るとあれ?なにやら放送が入ってる?「もうすぐフランスに到着で~す!わすれものないよ~にねえ・・・」みたいな事をいってるんでしょうね(笑)。なんだかちっとも休めませんでしたけど・・・それにしても最高の景色を見せていただきました!これは忘れられそうにないですね。バスに再び乗り込み、いざパリのコンサートホールへ!今度はどんな素敵なことが待っているのでしょうか?
次回~パリ!素敵なゲスト編~をお楽しみに。勝