2016年7月8日から14日までの一週間、豊中市の姉妹都市であるカリフォルニア州サンマテオ市より、スチューデント アンバサダー(学生親善使節)のお二人が来豊されました!!
今年で4度目となるスチューデント アンバサダーのとよなか訪問。今年の二人は、アラゴン高校生のイグサビエル マクナリーくんと卒業生のサマンサ ドナスさん。
7月8日(金曜)に関西国際空港へ到着され、対面式で出迎えてくださったホストファミリーのご家族との一週間を過ごされました。
今回はその時の親善使節の様子をみなさんにお伝えしたいと思います!!
7月8日(金曜)
関西空港へ到着したばかりのサマンサさん(左)とイグサビエルくん(右)。
サンマテオ市と豊中市はサマータイム期には16時間の時差がありますが、笑顔で到着口に姿を現してくれました。
その後豊中市へ移動して、石塚会館でそれぞれのホストファミリー石井さん、辻田さんとの対面式に出席しました。
中央の一際背が高い彼がイグサビエル君、右隣にサマンサさん。
左端には今年の豊中市親善使節の藤波愛琳さん。
7月11日(月曜)
豊中市役所を表敬訪問し、豊中や日本の印象についての意見を交換しました。
淺利市長、田中副市長、長内副市長と一緒に記念撮影。
豊中市議会北川議長と広瀬副議長に案内していただき、議場を見学し少し緊張気味の二人。
豊中市役所を後にしたお二人は、豊中市南桜塚の東光院萩の寺を訪れ、ご住職から両市の交流に係る貴重なお話を聞かせていただきました。
実は、ご住職もサンマテオ市への訪問経験がおありで、その時にいただいたというサンマテオ市の市章が萩の寺にあることに親近感が湧いた様子の二人でした。
貴重なお時間をいただきました住職、副住職はじめ萩の寺の皆様には大変お世話になりました。
ありがとうございました。
大阪大学学術博物館でマチカネワニの化石を見学し、豊中で今ホットな観光スポット!飛行機が間近に見える千里川の土手へ!
「体長7mものワニが、豊中に本当にいたのなら、恐竜の化石だってみつかるんじゃない!?」
「うわ~~!!サンマテオ市も空港が近くにあるけれど、こんなに近くで見られるところはないよ!すごい迫力!」
この日の気温は35度にもなり、生まれて初めて体験する蒸し暑さに、この暑さはいったいいつまで続くの・・・?」とサマンサさん。
「9月の中ごろまでは暑い日が続くと思いますよ。」というと、サンマテオは暑くなっても26度くらいだと、驚いていました。
その日の夜には、ホテルアイボリーで豊中・サンマテオ姉妹都市協会歓迎会が開かれました。
同会員の皆さんとホストファミリーに改めて今回の来豊を歓迎してもらった二人。
同協会からの記念品の浴衣を着て出席してもらいました。
ホストファミリーの石井さん、辻田さん、豊中市親善使節の藤波愛琳さんと國貞会長が勢ぞろいして記念撮影。
開宴中には親善使節にも自己紹介を兼ねて、サマンサさんにはホストファミリーの辻田さんと一緒にこの数日間の日本での経験について発表してもらいました。5年ほど前から日本語を勉強しているというサマンサさん。日本語でのスピーチに場内から歓声が上がりました!
映像制作や舞台に興味があるイグサビエルくんは、自主製作したショートフィルムと唄を披露してくれました。
「普段の無口な彼と全然違う!!」とホストマザーの石井さん
さらに、今年の8月4日から11日までサンマテオに派遣される豊中市親善使節の藤波愛琳さんにも出演いただいて、特技の英語落語を披露してもらい、派遣への抱負を語ってもらいました。
3日前の初対面の時に比べると随分と緊張がほぐれてきた様子の二人。
ホストファミリーとの週末について尋ねると、
「お母さんがお料理上手なの!朝食にごはんとお味噌汁をいただいて、ああ私日本にいるんだわ~と実感しました!お父さんには豊中稲荷神社にご参拝に連れて行ってもらったし、私の希望で大阪市内へ連れて行ってもらって、以前から興味のある日本が世界に誇るべきアニメ文化に浸ってきました~。感動!!」とサマンサさん。
一方イグザビエルくんは、「これまで生きてきた中でいちばん美味いステーキをごちそうになったんだよ~、思い出してもニヤけちゃう。あの味は何年たってもきっとアップデートできないだろうな・・・」と一言。他にも、京都市内に友人たちと出かけた太秦映画村でのチャンバラショーの話を興奮気味に話してくれました。
7月12日(火曜)梅花学園高校を訪問
通常授業に参加してランチの後には競技カルタ部に体験入部!!全国大会レベルの実力を持つ気迫たっぷりの部員さんたちの実技に目を丸くしていました!!
札をとる練習中の二人
大会前の大事な練習中にもかかわらず受け入れにご協力ありがとうございました。
7月13日(水曜)箕面高等学校訪問
有志の学生たちとPTAのご協力でつまみ細工の花飾り作りに挑戦しました。
二人ともうまくできた様子で満足そう・・・
約20名ほどの学生が有志で参加してくれたジェスチャーゲームでは、英語と笑い声が飛び交う楽しい時間になりました。
登下校のラッシュアワーも体験した二人。「日本人は勤勉という話は本当ですね。みんな早起き!!サンマテオでは学校は9時半からだから・・・」と、サマンサさん。日本に留学したいという気持ちもあるという彼女、いいリハーサルになったようです。
夜には交流会にも参加し、これまでにサンマテオ市へ派遣された親善使節のメンバーとも大いに交流していただいたようです。
7月14日(木曜)
滞在中びっしりのスケジュールを無事に終えた二人は7月14日にホストファミリーに見送られて関西空港から帰路につきました。
終わってしまえばあっという間の一週間でしたが、これを機会に両市の友好がさらに深まり、親善の輪が広がっていくことに期待しています!