魅力創造課の中村です
11月23日と11月26日に本番を迎えた、きむらとしろうじんじんさんの「豊中野点 第三弾」
3回目の会場は庄内!!同時開催しました、新企画の豊中プチ妄想屋台についてもレポートします!!
今年で3回目の開催となった、じんじんさんの「野点(のだて)」。
このブログでも何度も紹介しているので、じんじんさんの野点をご存じの方も多くなってきたと思いますが、ご存じない方のために・・・
なんのイベント この人いったい何者
この人こそ、アーティストのきむらとしろうじんじんさん。
毎年全国各地で開催されているじんじんさんの野点。じんじんさんご自身が作られた素焼きのお茶碗にお客さんが絵付けをして、その場で移動式の窯でお茶碗を焼き、できあがった世界に一つのマイお茶碗でお抹茶もいただけちゃう!という、とっても創造的なアートプロジェクトなのです!
公募で集まってくださったサポートスタッフの皆さんとじんじんさんと一緒に、6月から合計3回6日間にわたる「まちあるき」を開催し、庄内界隈を歩きまわって野点の開催会場を決定しました。まずは本番一日目の様子を写真たっぷりにレポートしたいと思います。
一日目 11月23日(水・祝) 会場:JA大阪北部庄内支店前道路敷
当日は冷たい風の吹く肌寒い日となりましたが、朝早くから心強いサポートスタッフさんたちとともに現場の設営を開始。
お茶碗を焼く移動式の窯が据え付けられている大リヤカー、絵付けをする小リヤカーの設営をします。
同時にプチ妄想屋台の設営もスタート。この日は、合計5つの妄想屋台が野点の現場をもりあげてくれました
11時ごろ、いよいよじんじんさんがあの衣装とメイクで登場し、今年の「豊中野点」がスタートしました。
「ほな、今日はどうぞよろしくお願いします~。楽しい現場になりますように~」とじんじんさん。
昨年同様、早くからたくさんのお客様がいらっしゃってます!!
お話を伺うと、以前に野点に参加したことがあり、もうひとつ新しいお茶碗がほしいという方
じんじんさんの今年の野点ツアーで豊中での開催を知り遠方から来られた方! などなど、市内外からじんじんさんファンの方がたくさん来てくださいました。
「今日はゆっくりしていってくださいねわからないことは何でもスタッフに聞いてくださいね~」とじんじんさん。
お客さんはじんじんさんが作った素焼きのお茶碗から、気に入った形のお茶碗を選んで、絵付け専用のリヤカーでじっくり絵付けします。色見本を見てあれこれ迷いながら好きな色を選んで、世界に一つのお茶碗づくり・・・絵付け方法の説明をしたり、妄想屋台の案内をしたりとスタッフも大活躍!
色とりどりに並んだ釉薬は単色でも混ぜてもいいということで、絵付けのバリエーションは無限大!マイお茶碗を手にするわくわく感が高まります!
子どもも大人もぺたぺたと絵付けに夢中になっています!!そして絵付けを終えたお茶碗は窯のそばに並べられます。
ご近所のお散歩をされている方も、用事の途中の方も、思わず足を止めて。「いつもここ通るんやけど、今日は何?どちらさん?」すかさず、チラシを渡してサポートスタッフさんが丁寧に案内してくれます。「ほな土曜日に行くわ~」と答えてくれる方もいらっしゃいました。自転車で駅へ向かう女性や、学生たちが絶えず行きかう交差点。それこそがこの会場を選んだ理由でもありました。
絵付けが終わったお茶碗はいよいよ、窯詰め。リヤカーに乗せられた窯でお茶碗を焼きます。窯内の温度は約800~900度にもなるそうです!
じんじんさんの窯詰めと、窯出しもとってもエレガント「この風景見てるだけでも飽きへんわ~」と参加者。
さて、窯に入って待つこと約20分・・・
窯から出したお茶碗を、次は新聞紙を詰めたブリキの缶に入れ蓋をします。燃えたがるお茶碗と新聞紙を酸欠状態にして化学反応を起こさせ、より発色させるために、燻(いぶ)すのだとか。燻しの工程も20分。「ええお茶碗になりますように~」
なんでもこの時のお茶碗の温度の具合でも発色に変化があるのだとか・・・奥が深くて思い通りにいかないところも魅力のうちです。
そしてまた20分後。ひとつずつお茶碗が取り出されるたびに、「わ~っ!」「めっちゃきれ~~い
」と歓声が上がります。この燻しの工程を経て、ガラス質の釉薬がより深みのある色合いに変化するのですね。絵付けのときからガラリと印象が変わるのでちょっとおどろきです!!
燻しが終わって、スタッフがひとつひとつ丁寧に煤(すす)を磨き落としたら、ついに世界にひとつだけのオリジナル楽茶碗が完成です!
やった~~~
出来上がったばかりのマイお茶碗でじんじんさんにお茶を点ててもらっているところ。
「はじめは失敗した!と思ったけど実際に使ってみると、だんだんなんか好きになってきたわ~」とお客さん。
焼きあがったお茶碗を眺めて、じんじんさんと出来栄え使い途についてあれこれ話をするのも野点の醍醐味です。
【豊中プチ妄想屋台】
じんじんさんの野点の横に、あなたも魅力の予感を持ち出してみませんか?ということで募集が始まったこの新企画。
この日は5つのプチ妄想屋台が出展してくださいました。
あらたこさんぽ
このあたりに長く住んでいて庄内を知り尽くしている野点スタッフのあらしまさんと、庄内に数多く点在するたこやき屋さんをめぐるお散歩をする妄想屋台です。寒い日だったので、はふはふとたこやきを頬張りながらのお散歩は大盛況でした。私も行きたかったなあ~
ショコラのフェイスペイント
現役のドラァグクイーン、ショコラさんのフェイスペイント!図柄を選んでショコラさんにペイントしてもらった子どもさんがカワイイ!!しかし、ショコラさんとじんじんさん、2人並ぶとすごい迫力ですねえ・・・びっくりして思わず固まっちゃう赤ちゃんも(笑)にっこり笑顔で記念撮影させてもらいました。
日本髪変身処
ポニーテールができる長さがあれば、地毛で日本髪を結ってくれるという日本髪変身処。初めての体験にドキドキして待つこと15分・・・出来上がりにご満悦のこの表情!!このまま着物に着替えてお出かけしたくなっちゃう!!
妄想ダンボール
ダンボールを使った台紙に糸を張って、リボンや毛糸でくるくると丸い織物をつくちゃう屋台!簡単なのに、とっても可愛いカラフルなコースターや鍋敷き、髪飾りができちゃう!
みんな寒いのも忘れて夢中でくるくる織物を制作していました~!!
こどもお茶席「ともだち茶屋」
ナゾのミドリの粉をナゾの物体でかきまぜたら、ナゾなミドリ色の飲物ができあがる・・・初めてお茶を点てる子どもたちが亭主をつとめる「ともだち茶屋」。焼きあがったマイ茶碗を持参して子どもたちにお茶を淹れてもらってもいいし、自分でお茶を点てることもできちゃうゆる~いお茶屋さん。寒いでしょう?とお茶碗にやすりをかけているスタッフのところまで、宅配お茶サービスまであって現場をほっこり和ませてくれました。
一日目はこの5つの屋台が出現。お茶碗の焼き上がりまでの間に、立ち寄る場所として活躍してくれました。
夕方になり、日が暮れると野点の情景ががらりと変わります。窯から出てくる、真っ赤に熱せられたお茶碗が闇に映えてとても綺麗です。「暗くなってからの野点の風景もまた、ええよな~」と常連さん。
時々冷たい風が吹いたりもしましたが、粘って絵付けを大事にしてくれたお客さん、そして焼きあがったお茶碗を最後まで丁寧に磨いてくれたスタッフのみなさん、ありがとうございました!! 2日目のレポートにつづく・・・