豊中市ブログ「マチカネくんのとよなか草子」マチカネくんと魅力文化創造課職員が、豊中のさまざまな魅力を紹介していきます!

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【豊中魅力アップ助成金】10月5日(土曜)に島熊山薪能「田村」が演能されました!

2019年10月11日 | とよなかInfo

こんにちワニ

魅力創造課の谷川です

10月5日(土曜)に、本市の「豊中魅力アップ助成金」対象事業である「島熊山能面祭:島熊山薪能」が豊中不動尊にて実施されました

        

豊中不動尊には能舞台(紫苑閣)があり、能楽の世界において非常に貴重な場所として認知されています。

 

月明りに照らされた不動尊は、提灯の光りと合わさりとても幽玄で、能の世界観を存分に醸し出していました。

 

 

能が実演される前に、演目「田村」の朗読があり、物語を聞くことができました。

演目「田村」あらすじ:http://www.the-noh.com/jp/plays/data/program_028.html

 

「田村」は、坂上田村麻呂を主人公にして、田村麻呂の戦いと清水寺創建の物語を描いた作品です。演目の前半では、清水寺の景色や桜の陰に月明りがこぼれる美しさを表現した舞、後半は武者姿の田村麻呂の力強い振る舞いが見どころになっているとのことでした。

 

演能前の朗読により物語のイメージを持つことができ、理解が難しいところはあったものの、物語を投影して能を体験することができました。前半と後半で、田村麻呂の能面や衣装ががらりと変わり、その微細な所作の違い・間の取り方で、美しさや力強さを感じられたと思います

とても貴重な体験でした

 

 

事業実施団体である島熊山能面祭実行委員会は、世界無形文化遺産に指定されている「能楽」の継承と発展、能の舞台で用いられる「能面」の制作技術の向上と伝導に力を入れてきました。今年度で島熊山能面祭は13回目を迎え、伝統芸能の継承と、能楽に触れたことのない人たちへの機会の創出に尽力されています。

また、能面祭・演能に加え、「お能ってなあ~に?」という活動をされています。

お能ってなあ~に:http://www.yuugen.net/

 

能楽は、日常生活において触れる機会がほとんどないことから「難しそう」「敷居が高そう」といったイメージを持たれており、関心を持たれにくいとのことです。

また、そういったイメージのため、能に興味を持たれている人でも気軽に体験するに至らず、「能の面白さ」が充分に伝達されにくい状況にあるといいます。

そういった能にもっと触れてもらい楽しんでもらうきっかけとして、「お能ってなあ~に」にて、能面をつけたり能の楽器に触れたりといった体験講座を催され、精力的に能の普及に活動されています

 

現代をより理解するために歴史を学ぶように、日常から少し離れて伝統芸能を体感することで、さらに生活が豊かになるのではないかと思います。

それにより、能が日常になじんでいくことを願います。

 

島熊山能面祭

http://www.shimakumayama.yuugen.net/