先生「『はこの形』の学習を します。」
黒板に「はこの形」と書く。
「『はこ』ってどんな形で、できているかな?」
『形』のところに 色を付ける。
児童「四角形です。」
先生「どんな四角形?」
児童「長方形です。」「正方形です。」
先生「そうだね。長方形や正方形でだね。」
先生 手のひらに入るくらいの大きさの箱を 見せる。
「このはこの形は、どんな形ですか。」
児童「長方形です。」
先生「こことここここと・・・が長方形。
この平らなところを 『面』と言います。
では、いくつ面があったかな?」
児童 考える。「4つ?じゃない、6つだ!」
先生「みんなで数えてみよう。」
みんなで数える。
先生「みんなに家から、箱を持ってきてもらいました。
今日は、その箱の面を 写し取ります。
写し取ると どんな形が 何枚あるか分かりやすいですね。」
★B4の紙に、6面写し取るには、箱の大きさを考えないと
いけないことに 気付かせる。
→数個持ってきた箱のうち、どの箱を写し取るか、自分で決める。
★黒板で、箱の形の写し取り方の見本を 見せる。
(箱を しっかり押さえる。紙のはじから、写し始める。)
*写し取り方を 説明して、板書する。
①面にあ、い、う、え、お、かのシールを貼る。
②一つ面を写し取ったら、どの面かわかる文字(あ、い、う、え、お、か)を書く。
③気が付いたことを 書き込む。
先生 児童の写し取る様子を 実況しながら、机間指導する。
6面、写し取れた児童に、気付いたことを 書き込むよう
声をかける。
児童「ぼくの、みんなと違うなぁ・・・6面全部、正方形だ。」
先生「ホントだ! 〇さんの箱の面は、全部、正方形だね。
それを、この紙に書こう。」
児童 写し取った紙に、書き込み始める。
先生 多くの児童が、写し取りと書き込みが終わったのを確認して
「◇さん、箱をみんなに見せてください。
その後、写し取った紙を、みんなに見せて、
気づいたことを 言ってね。」
児童 箱を見せる、紙を見せる、気付いたことを言う。
(授業の時間内で、できるだけ多くの児童が発言できるようにする。)
*まとめるのは、次回の授業の最初に。