また買ってしまいました。
一平状態から抜け出せません。
というのも以前から藍九谷のこの陽刻皿いいなあと思っており、たまにヤフオクにでているのを眺めていました。
※酒田さんのブログにも登場したものも見て良いなあと思っておりました(^^)
この品もヤフオクです。
どうせサイズは7寸ですし目立った傷汚れ無しなのでまあ無理だろうなと思いつつ札を入れたらあっさりと送料入れて昼飯12人前で落札でした。
まあコレぐらいであれば、今月お小遣いも少し入ったので昼飯をカップラーメンにすればいけるだろうと笑
ただ見込みの椿?は凡庸で色の濃さも分からず金額のこともあり期待しておりませんでした。
届いたものを手にとって、、、
あれっ!?思ったより良いかもという印象です。というのも写真では伝わり辛いですが藍の色は淡くいわゆるザ藍九谷の見た目でした。
幸い傷もないようでしたので絵柄は凡庸ですがとても気に入りました。
やはり品は実際のものを見て更に手にとれればなあと思います。
今回は写真で良い方に転びましたが、逆に思った感じと違うなあとがっくりしたことも多々あります。
コレがヤフオクの辛い所かなと思います。
縁が手を切るとまではいかないものの、かなりするどいです。
よくカケなかったなと。飾るのを躊躇うような鋭さです。
口径20.8高さ2.8底径12.0
裏側には模様もあります。
口径20.8高さ2.8底径12.0
裏側には模様もあります。
角福です。
この感じ裏だと延宝ぐらいの雰囲気を感じますがいかがでしょうか?
この感じ裏だと延宝ぐらいの雰囲気を感じますがいかがでしょうか?
手取り軽いなあと思って測りました。
308グラム
同じくらいのサイズのわりかし上手っぽいものでも355グラム
この皿は重めで385グラム
以外と重さや造りからも上手なのかなと思いました。
そして良く見ると陽刻がそれぞれに違うんですよね。
柴田コレ2より この右側に近いかな
柴コレ7より このタイプではないようです。
この陽刻が1番近い様な気がします。
この本では17世紀後半のコーナーに載っていたので今回のお皿は寛文まではなく
延宝あたりの17世紀後半のものではないかなと思いました。
妻からの厳しい視線を浴びながら開梱し、必要以上に品を褒めこれは昼飯12人前じゃなかなか買えないはずだと力説し、今回も購入の正当性を主張しております。
妻は円安だしインフレ気味だから将来的に値段上がりそうだしまあいいんじゃないの?っていう若干冷め気味の評価です。
それにのっかりその可能性はあるよな!
最悪売ればお金になると同調して事なきを得ています。
実際は20年前の数分の一の価格ですし、おそらく需要はますますなくなってくると思います。
個人的には高くはならないんだよなあと思いながら心の中で謝っておきました。
ありがとうございます!
なんとか自分をコントロールするようにコレクションせねばと言い聞かせております
笑
あの虎皿は随分な値段になりましたね!
古伊万里に値段が付くのは集めているものとしてはうれしいですが、あの値段では手も足もでません(^^)
Kさんのおっしゃっていることに同感です!あの値段であれば少し良いものでも何点も買えるよなあ。と思ってしまいます。
骨董品の価値というのは個人的には上向く気はしないですが、あの手この手で家族を説得して自分の楽しめる範囲でやっていきたいと思っている所です。
もしかしたら将来的に価値が上がるかもと期待だけはしながらですが(^^)
一平状態から抜け出せないということですが、昼飯をカップラーメンにすれば凌げる状態ならまだ大丈夫でしょう(^_^)
この皿は、薄くて鋭い造形と縁の陽刻の厳しさと鋭さが際立ちますね(^_^)
確かに、この皿は、酒田の人さんが紹介していた「竹虎文皿」に比べれば平凡かもしれませんが、この様な物を多くコレクションしていったほうが、コレクションとしては充実していくのではないかと思います。
酒田の人さんが紹介していた「竹虎文皿」は372,000円で落札されたようですね。このような大物で「?」が付くもの1点を購入するよりは、よほど正常なコレクションの仕方ではないかと思います。
上で遅生さんも書かれていますが、私も、昔、コレクションを始めた頃、金持ちは、財産を不動産と動産と骨董品に三分割し、リスクを分散させたと何かで読んだことがあります。
それを言い訳にして、せっせとコレクション励んだわけですが、前提の金持ちではありませんでしたから、所詮は言い訳にすぎませんでしたけれども(~_~;)
今では、不動産神話も崩れ、骨董品の値段も下がりましたから、金持ちもリスク分散に失敗したのかもしれませんね。
結局は、残ったのは動産=金(かね)だけで、世の中、金(かね)次第ということでしょうか、、、(笑)。
ありがとうございます(^^)
この縁紋が微妙に違うのが面白いですよね。
酒田さんの品は裏側の雰囲気からと寛文の古い手ではないかと拝見しておりました。
私のは少し若い様な気はしますがなんとか龍陽刻を手に入れることができました(^^)
オクだと写真の写りや紹介の仕方で大分札の入り方も違いますよね!?
その点も今回良かった様に思います。
いつもこんな感じだといいのですがたまに贋作を掴むので結果どうなのかは微妙ですけど笑(^^;)
ウチにも縁に龍が陽刻された同手の品がありますが
見込みの文様はウチの品が一番スタンダードで、この文様は非常に珍しいと思います。
良い品を手に入れましたね!、羨ましいです。
この手は珍しいわりに思ったほど高くないという、実に美味しい品だと個人的には思っています。
ありがとうございます。
この品は自分としては良かったです(^^)
椿も悪くないんですが、動物紋好きなためまあ良いかという感じでした。
ただこの陽刻いずれ手にしたい所もあったのでポチってしまいました。
手にして分かるところは色々あるなあと改めて感じます。
ハズレもあるんですけどね。(−_−;)
私の資産は大半傷ものの皿ですから金額も趣味の範囲ですが、遅生さんの膨大なコレクションは想像するにかなりのものでは!?
奥様のご機嫌を損ねないようご注意ください(^^)
鮮明な陽刻がぐるっとまわっていて、瑠璃皿に近いです。
椿模様も、凡庸なところが良いですね。赤か金で輪郭をなぞってあれば、さらに渋い上級品(^.^)
その昔、北陸の豪商は、富を土地、金、そして骨董に分けて貯め、リスクを分散させたそうです。こういう時代ですから、女性には、案外納得していただきやすいお話だと思います(^.^)
尤も、私の場合は、ほとんどが最後の項目ですから、反発が先ですね(^^;