今の日本は怖いぞ！

松岡前農水相が自殺した。
何はともあれお悔やみは申し上げる。

マスコミであれこれ報じているが、
日本人は「死」に対しては寛容というか、
それまで追求してきたこともウヤムヤの内に
いつの間にか消えてしまうことが多い。

今回も事実はあちらの世界へ持っていってしまった。
故松岡氏に引かれるかのように緑資源機構の理事も後を追った。
死者に追い討ちをかますつもりはないが、
まったくどいつもこいつもけしからん！
説明責任ぐらいきちんと果たしてから、己の身の処し方を決めろ！

話は飛ぶが、日頃の為政者の国の運営を見ていても腹立たしい。
民主主義の名の下に、数の権力ですべてを巧妙に推し進める姿は
見ていておぞましい限りだ。
憤りを超えて恐怖すら感じる。
巧妙にしたたかに事を進め、いつの間にかどこぞの国以上の階級社会が
出来上がっていく…それが実は今の日本の姿だ。

弱者を切り捨て、大多数を低賃金で働かせ何とか生かしておく。
中間層にはそれとなく選民意識をくすぐりながら、一部の特権階級による
国支配が着々と進行しているのじゃなかろうか？

これが美しい国の本質だろう。
いやな国になりそうで正直悲しい。