自由人?

自分なりの自由な生き方を模索できているだろうか?

自転車は凶器?

2016年09月26日 | 雑感
高齢者が随分と幅を利かすようになった。

昔の高齢者は謂わば”長老”然として静かに見守っていたものだ。
ところが今はどうだ。

どこもかしこも高齢者だらけ、
あちらでもこちらでも意気軒高、堂々と闊歩している。

まあ多数を占める高齢者が、意気消沈、ひっそり、しょぼしょぼと暮らす様も
見られたものではないが・・・。

それにしても元気な高齢者が多い。
我が近所にしても然り。

厳密に言うと、高齢者にも2段階ある。
後期高齢者と並みの高齢者だ。

並みの高齢者はまだまだ捨て置くにはもったいない。
もっともっと働いて、いや社会のために力を出して欲しい。
人のために少しは力を出そうではないか!

話はずれるが、買い物の道すがら、草刈作業の人達の会話を耳にした。
男性曰く、”もうオートバイは止めた。自転車なら転んでもいいけど、
バイクは死んじゃうからな”

小生思わず呟く・・・「自転車だって危ないぞ!」・・・
思い出していた。数年前の出来事を・・・

以前にも書いたが、吉祥寺の駅前、サンロードでの出来事だった。
入口付近を歩いていた時のこと、
斜め前辺りを妙齢のご婦人がゆっくりと歩んでいた。

小生が横に並んだとき、前方から自転車がやってきた。
さほどスピードは出ていないようではあったが、
乗っていた若者はきょろきょろ辺りを見回していた。
ご婦人の真ん前まで走ってきたとき気が付いたようで、
あわててハンドルを切り、自転車を止めた。

ご婦人が少し傾いだあとふんわりと浮き上がり地面に横たわった。
まるでストップモーションのようだった。

横たわったご婦人は顔面蒼白で身動ぎもしなくなった。
連れらしきご婦人が声をかけても一切反応なし。

駅前のことでもあり交番が近いため、すぐさま警官が駆けつけ、
去ろうとする若者を押し止め、あれこれ質問やら詰問やら浴びせていた。

その前に救急車とご婦人の安全措置だろう・・・と思った記憶がある。

確かに自転車もすぐに止まったし、ぶつかったような音もしなかった。
若者もそのように主張しているらしかった。

小生の推測、

「若者の主張はおそらく事実であろう。しかしご婦人(かなりの高齢者)は
 避けようとの意識が働き、身体を動かそうとした。だが、思うようには
 身体は動かず、バランスを崩してしまった。
 高齢者ゆえ、体制を立て直す力は無い。そしてそのまま倒れこんでしまった。
 おそらくこんなところではないだろうか?」

小生なども時折これに近い体験をすることがある。
その後の顛末は聞き及んでいないが、あまりいい結果ではないと思われる。


嫌な場面に遭遇したが、あれは己に注意を促す警鐘だったと肝に銘じ、
歩く時もまわりに注意しながら歩むよう心掛けている。

自転車事故も多い。賠償など悲惨な事故の顛末も聞く。
たかが自転車と侮るなかれ!
時として凶器となることも、ゆめゆめお忘れなく!


合掌。







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