玉三つ？ ★三つ？

小生にはまるで興味の無い話だが。。。

ともかく権威筋（誰が決めた？）のお墨付きにはからきし弱い、
盲目的に信じる輩が世の中やたらと多い。

”ミシュランの★三つ”など典型的だ！

まあ小生にはどうでもよい話ではあるが。。。

さて、本題。

今日は取って置きの丸秘の話をしよう。

かれこれ３年ほど前に遡るが、
小生相変わらず馴染みのサウナで汗を流していた。

下ネタ話で恐縮ながら、
たまたまテレビでお笑い芸人が「足３本」の話をしていた。

すると丁度隣り合わせた御仁（年の頃７０近いと見受けられたが）が
小生に向かってにっこり微笑みかけた。

「足３本なんてつまらない話をネタにするもんだ。
　私なんぞ玉三つ持ってますぞ！」
　三つになってからもうかれこれ５年にもなりますがね。」

「へえ～そうですか」

「・・・」

その時は小生の反応がいまひとつだったようでそのまま会話は途絶えた。
やがてその御仁はつまらなさそうにサウナ室を出て行った。

見るとも無しにその御仁をそっと見やるが、さしたる変化はない。
いつぞやの狸親父のようにあまりにも立派なものをぶら下げているでなし、
ごく普通の状態でどう見ても三つあるとは思えなかった。

しばらくして再びサウナ室に入ると、かの御仁が所在無げに居座っていた。

「失礼ながら、三つもあるようには見えませんが。。。」
と小生。

御仁「あはは、二つはご承知の通り。後の一つは大事にしまってありますよ！」

小生「？？？・・・」

御仁「この腹の中ですよ。」
　　「ミネラルを溶かし出す身体にいい鉱石ですぞ！」

小生「へえ～どうやって手に入れたんですか？」

御仁「実はですな、アルス玉ですよ。健康ランドなんかによくある。。。」
　　「身体の中でミネラルを溶かし出すのでばっちりですわ！」

小生半信半疑でお説を受け賜ったが。。。

確かにその御仁肌つやつやで顔はてかてか、健康そうではあった。

月日は過ぎて１年ぐらい前のこと、その御仁突然ぷっつりと来なくなった。

聞くともなしに常連の人達の話を聞いていると、
どうやらアチラの世界へ旅立ったらしい。

何が原因かは知らないが、あの元気そうな御仁にしては
いやにあっさり逝ったもんだ。

あのご自慢の三つ目の「玉」もご利益がなかったか。。。

それともあの「玉」が原因だったのか。。。

知る由もないが、★とか玉とかあまり騒がないほうがいい。
何事も自然でありのままが一番ではなかろうか？