地獄に落ちる？

小生は天国には行けず地獄に落ちるそうだ。
少々穏やかではないが、最近とある人物にまともに言われたことがある。

3週間ほど前の土曜日のことだ。
久しぶりに孫たちが息子につれられてやってきた。
孫たちは時々嫁と一緒に来ているが、息子は1年ぶりだろうか？

3歳になる下の孫娘はやたらブランコに乗りたがる。
一人で乗れて自分で漕げるのが楽しくてしょうがないらしい。
もっともなことだ。

近くの団地のブランコに乗りに出かけたところ先客がいた。

空いてるブランコに乗ってしばらくすると、先客の親が話しかけてきた。

”何歳ですか？”
”3歳と9か月だ”と応じると”うちの下の子と同じぐらいね”と言う。

それから子育てについてのうんちくをあれこれと話し始める。
子供は大事にすべしとのご託宣だけには軽くうなずいておいた。

そのうち”神を信じるか？””神はこの世に存在する””家に帰ったら聖書を読め”
などなどまあ信者としてはもっともなお説教を宣う。

いい加減に聞いて生返事を返していたが、敵もなかなかしぶとい。
しつこくせめてくる。

さすがに面倒になり、”神なんか信じちゃいないし、関心がないからもう静かにしてくれ”
といったところ”あなたはそんな事では、地獄に落ちる。反省しなさい！”と宣う。

捕まるのもやっかいなので、無視していたら”地獄に落ちろ！”と捨て台詞を吐いて去って行った。
孫娘はきょとんとしながらも何事も無かったごとくブランコを楽しみ出したのでほっとする。

2人の子供（3歳ぐらいの男子と6歳ぐらいの女子）をつれた白人の母親だった。

それ以来、時々出くわすようになった。
近くの団地の遊び場にしょっちゅう出没する。
小生の住まいのある団地の砂場で見かけることもある。

冷たい目で見つめられるといささかたじろぐが、4度、5度ともなると慣れてきた。

今までの人生の中で、小生も数々の愚行を重ねてきた。
到底人様に言えないようなこともある。

しかしながらまあ天国には行けるだろうと思っている。

それにしてもさにあらん。地獄に落ちるのだろうか？

Oh　My　God!