自由人?

自分なりの自由な生き方を模索できているだろうか?

農水省若手役人に拍手を送ろう!

2009年01月20日 | ご紹介
農水省の若手役人21人が農業の現場実態について実体験を始めたそうだ。

千葉の休耕地を借用し有機栽培を始めるべく、
休日に汗を流している姿が取り上げられている。

霞ヶ関での政策が実感できない、
農業の現場の実態が解らず違和感があることに疑問を感じ、
昨年暮れからボランティアで取り組んでいる由。

一時的な体験で農業全般を理解することは無理としても、
現場を知り、現物に直接触れることで、多くのことを理解し、
それが政策立案へ生かされるであろうことは想像に難くない。

こうした試みが若手の自発的な行動で始められたことはすばらしい!
将来的には、組織的に現場を知るスキームの構築に繋がれば万々歳だ!

企業においても然り。
現場を知らないスタッフ部門と現業部門の間では、
しばしば認識の違いが表出し、組織間の軋轢のもととなることがある。

多くの企業人が馴染んだ言葉
「現地・現物・事実に即して」が思い起こされる。

現場を知ることで、
事実や体験に基づく確かな手応えを実感した上での政策や戦略は、
受け止める人々の共感や理解を得易いことは言うまでもないことだ。

文字通り、地に足が着いた状態であり、
生きた議論や政策が立案できる要件は少なからず備わるであろう。

高給に安穏とし、悪戯に政略に奔走している多くの国会議員、
高級官僚等々に大いに見習わせたいものだ!

21人の若手志士にエールを送り、その行動を称えたい!!

              名も無き爺より






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