歩き日記

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新潟・佐渡道中記(3日目、新潟市内を歩く。)

2006年11月10日 | 2006年歩き日記
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 4時30分宿の主人が「朝ですよ、起きていらっしゃいますか」との声に「はい起きています」と返事し、出立の準備。朝5時に「港までお送りします」と宿の主人が言われたので、歩いても5分だが好意に感謝し送ってもらうことにする。車内で四方山はなしをしながら3分で港に到着。本当に親切な宿の主人で、思いで深い宿となった。

 港には沢山の乗船客が並んでいた。切符を買い、乗船名簿に記入し改札を待つ。乗船名簿は改札時に備え付けの箱の中に入れる。万一の事故に備えての名簿である。改札が始まると我先に船に乗り、毛布を借り就寝するパターンである。

 船室は全室禁煙だ(^o^)、喫煙者は甲板でしか吸えない。夏は良いが冬は寒いだろう。おもしろいのは禁酒船室があることだ。そこは満室状態だ。乗船2時間30分の長時間、宴会がはじまるのだろう、宴会禁止の張り紙もある。

 佐渡の港を見ると真っ暗だ。桟橋がゆっくり切り離され、通路の光が海に映り佐渡がどんどん遠くなる。「さようなら佐渡」と言い船室に戻った。船室は静かだ、殆どの乗客が寝ているようだ。

 朝食は、船内レストランで食べようと思っていたのでレストランへ、残念ながら朝食はなかった。仕方がないので蕎、揚丼セットを注文する。蕎麺は細麺ですこし固めだ。

 関東以北は濃い醤油味が好きなんだろうか、どうも馴染めない味であった。食事後、眠くなったのでイベントホールの椅子に座り仮眠をとる。「下船の準備を・・・」の船内放送で目が覚める、時間は8時10分。甲板に出ると桟橋が近づいてくる。8時下船。

  飛行機の時間が大幅に遅れ時間があるので、「新潟市歴史博物館」を訪ねることにする。佐渡汽船乗船場の対岸にあるのだが、泳げば直ぐだが、萬代橋を渡り対岸を歩くことにする

 。おおよそ3kmの距離である。萬代橋の手前に新しい橋があり、それを渡れば1kmくらい距離が短くなることに帰りに気付いた。博物館の周辺は公園をして整備されおり、「旧新潟税関庁舎」、「旧第4銀行住吉町支店」など施設があり古き時代に触れられる。

 9時に着き、旧新潟税関庁舎でうろうろしていると「開館は9時30分からです」と館員さんから言われ「すみません博物館は9時30分と思いまして」と言うと「どちらからおいでですか」と聞かれた。

 「宮崎からですと」答えると「懐かしいですね。宮崎、良いところですね。若い頃、高校の教諭をしていまして、修学旅行で宮崎を訪れていました。生徒同伴で世話が大変でした」と言われた。

 しばらく宮崎や新潟の事で話が盛り上がり「是非、宮崎のおいでくださいと」お願いしたところ「絶対に行きたいと思っていますと」言われた。観光客誘致に貢献でき嬉しかった。

 親切な館員さんで、いろいろ説明を受け新潟県民の優しさに触れることができた思った。それぞれの施設は室内まで見られる。博物館に沢山の小学生が見に来ていた。

 受付で「小学生が多いのでうるさいかもしれませんが、ごゆっくりご覧ください」と言われた。重いショルダーバッグを肩にかけ見学していると、「荷物は受付で預かりましょう」かと言われ預けることにした。新潟県民の優しさにまた触れる事ができた。

 博物館の内部は、フラッシュを焚かなければ撮影はOKだ、嬉しい心遣いだ。第3回むかしのくらし展「手回しの世界」を見ていると懐かしい手回しの脱穀機、懐かしさに思わず手で回してしまって、館員さんに注意された。触らないでくださいとの張り紙がある。失礼しました。新潟市の昔から現代まで全てが分かる博物館である。 

博物館から信濃川沿いに停泊している船を見ながら新潟駅に、バスで新潟空港へ新潟空港を15時15分発、宮崎空港18時15分着、自宅20時着。充足した3日間であった。レットが飛びはねながら迎えてくれた、相変わらず可愛い犬だ。明日は鹿児島、少し疲れたかな。


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