【11月14日の記録を元に記す】
京都市中どこへ行っても観光客がいるこの時期は、
紅葉を見に行くならば山奥に限ると思い、
先日時間無く、また、日没近いためゆっくりと散策でき無かった場所の
復習をかねて出かけることにした。

〔芹生峠を越え灰屋手前のここの紅葉は赤色の栄えがすばらしい!!!
下記URLクリックですばらしい拡大画像が表示されます。〕
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/af/fa6453372e6f3fda0fe3c7c2f6363843.jpg
何度かこの木の前を通ったのであるが、いつも複数人で通っていたので
ゆっくりと立ち止まり見ることはなかった。
やはり予想していたととおりすばらしい紅色である。
葉も小さく細かく緻密に枝が詰まっていて、
一気に葉が別の花を咲かしたように見える。
また意図的に植えられているのだとは思うが、その前にある台杉の植栽も
後ろの紅葉と見事の対比がなされて美しく思う。
しばし見とれていると、
京都市街では感じられなかった冷たい風が吹いている。
この灰屋は、京北町から更に桂川を遡る事になる地で、
夏も涼しく、冬酷寒で雪の深い地である。
この近所に私の店の常連さんの陶芸師が工房を開いておられて
その気候の違いについてはよく知らせてくれている。
その気候の所以だとは断言できないが、
少なからずや関係を因果させるに納得できる真紅のかわいい手形の葉は
感動に値するものである。
灰屋口から国道477号を花背方面へ向かい、
花背のローカルガススタンドの横の自販機で飲み物を買い、
広河原手前から、久多へ抜け、針畑川を遡る事暫く、
おにゅう峠を目指すことにする。
が、途中で、そおおーーーーーだ!ぶなの原生林を見に行ってみよう!と、
寄り道計画変更である。
生杉の集落の係り始める日吉神社の古社を左にみて、先を標識どおりに左折、
広い谷間は直ぐに狭くなり、黄色の広葉樹の谷間へと変化し、
それは美しくてならない黄色の広葉樹のトンネルを通り過ぎて行く。
と、一気に人の気配があり、公衆トイレと少しの駐車場がある。
熊除けの鈴をつけた多くのハイカーさんたちが行列をなして、
対向してくる姿が異様に思った。当然、バイク乗りは私一人である。
この先、チェーンが張ってあり進入禁止の意味合いであると理解して、
引き返し、先ほどの日吉神社をまた針畑川を上流方向へ向かい
おにゅう峠へと向かった。

下記URLをクリックするとぶなの原生林の滋賀県の説明版を拡大表示します。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/73/648360f664062d62cf859e4f810ed3f4.jpg

下記URLをクリックすると、ぶな林の拡大画像となります。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/ac/bfa3d89beab8cb934db774a9cb625e96.jpg
おにゅう峠の滋賀県側の入り口は迷うことなく道なりに見つけることができる。
先回は、福井県側からの乗り越えであったので、
今回とは道の表情もだいぶ違うと期待する。
で、帰路を急いだため見過ごすこととなっていた焼尾のお地蔵さんで休憩。
やはり期待していたとおりで、滋賀県側の峠登り道のほうが南側斜面が多く
明るくて景色も良いように思えた。しかしながら、
累々と続く京都北山の峰々と南方向左手に見る比良山系の一部については
その存在感と北側に見せる表情については京都市街や琵琶湖から見る
それぞれの姿とはまったく違うもんであることに気づいた。

〔上記写真は焼尾のお地蔵さんの画像である。
ここから、福井県側にしばらく山の崩れた石転がる道を行くと
尾根筋に道がつけられそれを上がりきり、峠の頂上すなわち県境へ到着する。
そこに至るまで、路傍のいくつかの道標でこの新しく作られた林道が、
古来からの道ここでは鯖街道を分断していることが分かる。
このことは福井県側への下り道でも同様でその事実を確認できる。〕
推測の域でしかないが、古い時代の京都へ至る街道として
小浜から京都への道を鯖街道ということは広く知られているが
私は今足下にあるおにゅう越のこの道が、
元来の鯖街道であると断言してみたいものである。
今の国道や県・府道に並行する様に、
他に数本の若狭へ通じる道があったことが判明しているのであるが、
直線的に、小浜より谷を分け入り、いくつかの峠を越えると、
花折峠から途中越を経て大原から京都市中へ、
または、久多から大見を経て花背峠を下り鞍馬から京都市中へと
現在の朽木経由をそれとするものよりも道険しくとも、
最短の距離であると思えるからである。
わざわざ大きく迂回する上中から熊川・保坂を経て朽木へ至り、
花折・途中峠を越え、大原から京都市中へ至る道はいかにも
不自然に感じてしまう。後述の道は小浜からの物流よりも、
敦賀からの街道としては有益であったとは考えられるのであるが・・・・?
結構、根拠無く鯖街道はその道と確信されているしな・・・・・・?
ここら辺のところは、そのヒントたるものが山中で感じることを
期待してみたいと思うし、調査も折々してみたいと思う。

〔おにゅう峠へ至る道で南側を見渡させる所からの
南側(京都北山方面)山峰の景観〕
下方に見えるが尾根筋の林道を走行し撮影地点まで高度を上げてきた。
明るく乾いた林道は走りやすい。
先方へ続く道筋も尾根筋上の確認でき明るくさわやかである。
スカイラインを軽快に走行しているのである。
画像の下部の木の陰で見難いかもしれないが、そこに先ほど休憩した
焼尾のお地蔵さんの小屋組みが見える。
下記URLをクリックすると尾根の林道と京都北山の峰々が拡大表示されます。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/3e/52eba4e5da92abdecd2bf71e816e88a3.jpg

おにゅう峠の乗り切り部は大きな広場になっていて、
滋賀県側・福井県側とも明るい休憩に最適の場所である。
次回はここで、粗末ながらでも弁当でも広げてみたいものである。
やはり、お地蔵さんの小屋組みがあり、峠越えの人々を見ている。
清浄な明るい雰囲気があるので、今のところごみの散乱や不法投棄は
見受けられないが、これが舗装道路に整備されてしまうと・・・・、
その周辺環境は大きく変わることになると簡単に推測できる。
すなわち、適度に人を寄せ付けない環境もある意味必要であろう。
日産マーチに乗る、おばさんドライバーとすれちがったが、
タイヤ切れず、オイルパン割らずに降り切れるであろうか?
何箇所かきつく段差クレバスあったが・・・・・。


上記画像内の道標によると、ナベクボ峠とあるのは《クチクボ峠》と
解釈してよいのであろうか?
地形図を広げ位置確認をするとこのおにゅう峠から南西方向に尾根を歩き
三国峠へ至ることになる。その先より深く山間を入り、京大研究林を経て、
芦生へ至るのだろう。
したがい、充分の装備と経験が必要なハイクコースであろう。
私の技量と体力ではまず縦走し、芦生から美山へは至れないと思う。
反対に、北東方向の尾根道は根来坂とある。
百里ヶ岳への登り道と滋賀県側へ下る鯖街道であるシチクレ峠から
百里新道を経て小入谷へと通じる。
すなわち、先ほどの上り始めたおにゅう林道の滋賀県側の入り口近辺へ
下る旧道である。途中、焼尾のお地蔵さんの横を通る。

〔福井県小浜側の景観である。先回は若狭湾まで見通せた。
左側遠くに常神半島が見えたのであるが。本日は霞んで見えない。〕
おにゅう峠を下り、上根来の集落を通り過ぎ、すがすがしい鵜の瀬を過ぎ、
ここから少し距離があるように思うが、国道27号を目指す。
上中経由、国道303号熊川・保坂から国道367号朽木・花折・途中から
大原へ。そして日暮れてそこそこ、おにゅう峠のテッペンから二時間弱で
無事帰着する。
久々に、ソロ走りをした。充実する。
ー変人的評価ー
行きたいところへ一人で走るのもいいモンであるという充実感と達成感。
100%
ー今日の名言ー
峠の道端で小水放水後、格納時くだらん事思い出しファスナー閉鎖に失敗する。
≪痛ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!≫
≪痛ーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!≫×5
こだまが谷間に響く。一人局部の痛さ忘れ爆笑だ!
京都市中どこへ行っても観光客がいるこの時期は、
紅葉を見に行くならば山奥に限ると思い、
先日時間無く、また、日没近いためゆっくりと散策でき無かった場所の
復習をかねて出かけることにした。

〔芹生峠を越え灰屋手前のここの紅葉は赤色の栄えがすばらしい!!!
下記URLクリックですばらしい拡大画像が表示されます。〕
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/af/fa6453372e6f3fda0fe3c7c2f6363843.jpg
何度かこの木の前を通ったのであるが、いつも複数人で通っていたので
ゆっくりと立ち止まり見ることはなかった。
やはり予想していたととおりすばらしい紅色である。
葉も小さく細かく緻密に枝が詰まっていて、
一気に葉が別の花を咲かしたように見える。
また意図的に植えられているのだとは思うが、その前にある台杉の植栽も
後ろの紅葉と見事の対比がなされて美しく思う。
しばし見とれていると、
京都市街では感じられなかった冷たい風が吹いている。
この灰屋は、京北町から更に桂川を遡る事になる地で、
夏も涼しく、冬酷寒で雪の深い地である。
この近所に私の店の常連さんの陶芸師が工房を開いておられて
その気候の違いについてはよく知らせてくれている。
その気候の所以だとは断言できないが、
少なからずや関係を因果させるに納得できる真紅のかわいい手形の葉は
感動に値するものである。
灰屋口から国道477号を花背方面へ向かい、
花背のローカルガススタンドの横の自販機で飲み物を買い、
広河原手前から、久多へ抜け、針畑川を遡る事暫く、
おにゅう峠を目指すことにする。
が、途中で、そおおーーーーーだ!ぶなの原生林を見に行ってみよう!と、
寄り道計画変更である。
生杉の集落の係り始める日吉神社の古社を左にみて、先を標識どおりに左折、
広い谷間は直ぐに狭くなり、黄色の広葉樹の谷間へと変化し、
それは美しくてならない黄色の広葉樹のトンネルを通り過ぎて行く。
と、一気に人の気配があり、公衆トイレと少しの駐車場がある。
熊除けの鈴をつけた多くのハイカーさんたちが行列をなして、
対向してくる姿が異様に思った。当然、バイク乗りは私一人である。
この先、チェーンが張ってあり進入禁止の意味合いであると理解して、
引き返し、先ほどの日吉神社をまた針畑川を上流方向へ向かい
おにゅう峠へと向かった。

下記URLをクリックするとぶなの原生林の滋賀県の説明版を拡大表示します。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/73/648360f664062d62cf859e4f810ed3f4.jpg

下記URLをクリックすると、ぶな林の拡大画像となります。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/ac/bfa3d89beab8cb934db774a9cb625e96.jpg
おにゅう峠の滋賀県側の入り口は迷うことなく道なりに見つけることができる。
先回は、福井県側からの乗り越えであったので、
今回とは道の表情もだいぶ違うと期待する。
で、帰路を急いだため見過ごすこととなっていた焼尾のお地蔵さんで休憩。
やはり期待していたとおりで、滋賀県側の峠登り道のほうが南側斜面が多く
明るくて景色も良いように思えた。しかしながら、
累々と続く京都北山の峰々と南方向左手に見る比良山系の一部については
その存在感と北側に見せる表情については京都市街や琵琶湖から見る
それぞれの姿とはまったく違うもんであることに気づいた。

〔上記写真は焼尾のお地蔵さんの画像である。
ここから、福井県側にしばらく山の崩れた石転がる道を行くと
尾根筋に道がつけられそれを上がりきり、峠の頂上すなわち県境へ到着する。
そこに至るまで、路傍のいくつかの道標でこの新しく作られた林道が、
古来からの道ここでは鯖街道を分断していることが分かる。
このことは福井県側への下り道でも同様でその事実を確認できる。〕
推測の域でしかないが、古い時代の京都へ至る街道として
小浜から京都への道を鯖街道ということは広く知られているが
私は今足下にあるおにゅう越のこの道が、
元来の鯖街道であると断言してみたいものである。
今の国道や県・府道に並行する様に、
他に数本の若狭へ通じる道があったことが判明しているのであるが、
直線的に、小浜より谷を分け入り、いくつかの峠を越えると、
花折峠から途中越を経て大原から京都市中へ、
または、久多から大見を経て花背峠を下り鞍馬から京都市中へと
現在の朽木経由をそれとするものよりも道険しくとも、
最短の距離であると思えるからである。
わざわざ大きく迂回する上中から熊川・保坂を経て朽木へ至り、
花折・途中峠を越え、大原から京都市中へ至る道はいかにも
不自然に感じてしまう。後述の道は小浜からの物流よりも、
敦賀からの街道としては有益であったとは考えられるのであるが・・・・?
結構、根拠無く鯖街道はその道と確信されているしな・・・・・・?
ここら辺のところは、そのヒントたるものが山中で感じることを
期待してみたいと思うし、調査も折々してみたいと思う。

〔おにゅう峠へ至る道で南側を見渡させる所からの
南側(京都北山方面)山峰の景観〕
下方に見えるが尾根筋の林道を走行し撮影地点まで高度を上げてきた。
明るく乾いた林道は走りやすい。
先方へ続く道筋も尾根筋上の確認でき明るくさわやかである。
スカイラインを軽快に走行しているのである。
画像の下部の木の陰で見難いかもしれないが、そこに先ほど休憩した
焼尾のお地蔵さんの小屋組みが見える。
下記URLをクリックすると尾根の林道と京都北山の峰々が拡大表示されます。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/3e/52eba4e5da92abdecd2bf71e816e88a3.jpg

おにゅう峠の乗り切り部は大きな広場になっていて、
滋賀県側・福井県側とも明るい休憩に最適の場所である。
次回はここで、粗末ながらでも弁当でも広げてみたいものである。
やはり、お地蔵さんの小屋組みがあり、峠越えの人々を見ている。
清浄な明るい雰囲気があるので、今のところごみの散乱や不法投棄は
見受けられないが、これが舗装道路に整備されてしまうと・・・・、
その周辺環境は大きく変わることになると簡単に推測できる。
すなわち、適度に人を寄せ付けない環境もある意味必要であろう。
日産マーチに乗る、おばさんドライバーとすれちがったが、
タイヤ切れず、オイルパン割らずに降り切れるであろうか?
何箇所かきつく段差クレバスあったが・・・・・。


上記画像内の道標によると、ナベクボ峠とあるのは《クチクボ峠》と
解釈してよいのであろうか?
地形図を広げ位置確認をするとこのおにゅう峠から南西方向に尾根を歩き
三国峠へ至ることになる。その先より深く山間を入り、京大研究林を経て、
芦生へ至るのだろう。
したがい、充分の装備と経験が必要なハイクコースであろう。
私の技量と体力ではまず縦走し、芦生から美山へは至れないと思う。
反対に、北東方向の尾根道は根来坂とある。
百里ヶ岳への登り道と滋賀県側へ下る鯖街道であるシチクレ峠から
百里新道を経て小入谷へと通じる。
すなわち、先ほどの上り始めたおにゅう林道の滋賀県側の入り口近辺へ
下る旧道である。途中、焼尾のお地蔵さんの横を通る。

〔福井県小浜側の景観である。先回は若狭湾まで見通せた。
左側遠くに常神半島が見えたのであるが。本日は霞んで見えない。〕
おにゅう峠を下り、上根来の集落を通り過ぎ、すがすがしい鵜の瀬を過ぎ、
ここから少し距離があるように思うが、国道27号を目指す。
上中経由、国道303号熊川・保坂から国道367号朽木・花折・途中から
大原へ。そして日暮れてそこそこ、おにゅう峠のテッペンから二時間弱で
無事帰着する。
久々に、ソロ走りをした。充実する。
ー変人的評価ー
行きたいところへ一人で走るのもいいモンであるという充実感と達成感。
100%
ー今日の名言ー
峠の道端で小水放水後、格納時くだらん事思い出しファスナー閉鎖に失敗する。
≪痛ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!≫
≪痛ーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!≫×5
こだまが谷間に響く。一人局部の痛さ忘れ爆笑だ!