「米米(まいまい)たけなか」は大阪市生野区舎利寺1-1-27に所在します。舎利寺(しゃりじ)の町名の由来は舎利尊勝寺からです。詳しくは生野区のホームページ(//www.city.osaka.jp/ikuno/)から参照。
舎利寺の由来となった「舎利尊勝寺」(舎利寺1丁目2番)の鐘には、大昔の物語が漢字で刻まれています。 昔(約1400年前)、この辺りに住む『生野長者』と呼ばれる立派な人に、言葉の不自由な子が生まれました。 大変心配した両親は、その頃、四天王寺におられた聖徳太子におすがりしたところ、太子は子どもに向かって「前世であなたに預けた仏舎利を今すぐ返しなさい」といわれ、子どもは口から仏舎利3つをはきだし、言葉を話すようになりました。太子は2つを奈良の法隆寺と大阪の四天王寺に納め、残りの1つを生野長者に与えました。長者は大いに喜び、お堂を建て仏舎利をお奉りし「舎利寺」と名付けました。 この鐘は、毎年大晦日の夜に除夜の鐘としてつくことができるそうです。 また、「生野」でも紹介しましたが、生野の名称はこの生野長者に由来しています。