米通信(まいつうしん)

米屋のじいじ独り言

「1等米と2等米の違いは、味の違いではありません」

2009年01月30日 | Weblog
 米米(まいまい)周辺、今日【2009年1月30日(金)】の天気
  曇のち雨  お昼の気温:14℃   湿度:50%

 米専(こめせん)無農薬研究会で知恵袋的存在の住吉区長居西の「米安」様からメールを頂きました。
 表題は「1等米と2等米の違いは、味の違いではありません」と「新潟県産コシヒカリの銘柄問題」です。
 玄米は検査され等級が付けられますが「整粒の割合」「形質」「水分」「被害粒、死粒、着色粒、異種穀粒及び異物」の割合で決まります1等米は米粒が揃った綺麗なお米で味は検査対象ではありません。
味は第三者的立場の㈶日本穀物検定協会による「米の食味試験」の結果を昭和46年から毎年発表しています。基準米(近年は複数こしひかりブレンド米)より特に良好なものを「特A」良好なものを「A」、おおむね同等のものを「A´」、やや劣るものを「B」、b劣るものを「B´」としています。例えば19年産米「特A」は「岩手県産ひとめぼれ」、「宮城県産ひとめぼれ」、「秋田県産あきたこまち」、「山形県産コシヒカリ・はえぬき・ひとめぼれ」、「福島県産こしひかり」、「山梨県産こしひかり」、「長野県産こしひかり」、「新潟県産こしひかり」、「京都府産こしひかり」、等がありますが同じ県内でも地域によって「特A」や「A´」と分かれます年度によっても違います。農産物の特徴として毎年評価は変わります。「新潟県産コシヒカリの銘柄問題」は明日書きます。おやすみなさい。
 
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