温故知新 by メゾンゴルフ

ゴルフクラブの歴史と伝統 そして現代技術の融合により
摩訶不思議なゴルフクラブが出来上がりました(^^)v

どっちがどっち?

2015-04-15 00:05:18 | G-スイング

 

ウチのシャフトがやわらかいのか
それとも普通が硬すぎるのか

 

 

(コメント)
撃ったものしか分からない衝撃がありますね(^-^)v
一般的なクラブとは月とスッポンですから♪
僕は もう他のクラブにはいっさいがっさい
見向きもしなくなりました(^-^)v

とまぁスイングを打感を飛距離を謳歌している場合です。
動くシャフトを手に入れ、それがどんどん体に取り込まれていってる感じですね♪

 

 

対して「やわらかいと打てない!!」
と多くの方が想像してしまっているのも現実としてあります。

それも致し方ない部分もあります。
実際そう動くシャフトを装着したクラブに出会うことはありませんし、やわらかいと表現されているレディース用のシャフト
打ったことがあると言ってもこのあたりの硬さだと思います。

確かにこのレディース用クラブ
これはみなさんが普通に使っているシャフトよりはやわらかいですが、ゴルフクラブとしては大きな弱点があります。

その要素が何かはまた次回にしますが、このレディースクラブを打ってみる。
それもゴルフクラブを使えるようになるための大きな第一歩ですので、期会があれば打たせてもらうのもいいでしょう。

 

 

やわらかく、しなやかな体
それを今から得ようとしてもなかなか難しい問題です。

 

 


知る

2015-04-13 00:35:53 | G-スイング

 

 

 

クラブを手に持って打撃する動きは、第三者の目に映るそれとはかなり違うものです。

体験できた人はわかると思いますが、実際している動きが変なモノ?に感じたとしても、映像を確認してみるとそれは表には現れてないばかりか、理想とする動きに近づいているでしょ

逆に、知っていることをやっているつもりでも同じように映像を見てみると出来てない、ということも多いかと思います。

 

「あれれ、こんなになってんの?!」

 

っていうのが表裏一体、両面から確認できると思いますので、常時…

とは言いませんが、たまには自分の映像を見てみるといいでしょう。


現状把握

あれこれ知識を入れるのも確かに大事なことではありますが、その情報を活かすためにも確認作業を同時進行でやっていくことをおススメいたします。

そうすることでより見解も深まり、整理されていく

これまで疑問だったことが繋がってくる

そうなってくると、さらなるステージはすぐそこにありますよ(^^)v

 

 

 


試打レポート(^^)

2015-04-11 00:36:40 | G-スイング


三月も終わり久し振りにゴルフ練習場へ

メゾンゴルフさんのご厚意でドライバーの試打をさせて頂く事に成りました。

・・・何時も投函でクラブ創りの話は聞いていたのですが改めて試打をして成るほどと思うしだいです。


今使っているテーラーメードドライバーを使いこなすのに1年近く掛ったのに

始めて使って違和感無く球筋も飛距離も納得できる感じで流石だな~と思う結果と

このクラブ買う事に成るのを恐れる気持ちが入り混じり複雑な所です。


・・・試打するまでは本音では今のクラブが安定していたので期待はしてなかったのですが

試打で違いを感じるとは夢にも思ってなかったので有る意味ショックで。。。。



試打報告どうもありがとうございます
メゾンゴルフ 店主


776-0010
徳島県吉野川市鴨島町鴨島556-19
Tel (0883)36-9292
携帯 090-1002-1035(ドコモ)
E-mail maisongolf@sky.plala.or.jp
FB https://www.facebook.com/maison.golf

 

 


メゾンオンライン(^^)v

2015-04-09 00:21:32 | G-スイング

 

自分の映像を撮って見てみるだけでも、いい勉強になると思いますよ♪

さらに映像をこちらに送って頂ければアドバイスも致します(^^)v

練習場で打ちながらリアルタイムに

映像を家に持ち帰って落ち着いてからのゴルフ談義

それぞれに良さがあると思います(^^)

 

 

メゾンゴルフ オンラインレッスン

思い描くゴルフに進めていく上でのひとつの方法としてご提案させて頂きます!

お気軽にどうぞ(^^♪

 

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なんかその場に一緒にいる感じになるね
オンラインレッスンってやつは(^^♪

実際は遥か遠くだけども(笑)

 

 

 


メゾンユーザーさまより(^^♪

2015-04-07 00:05:28 | G-スイング

 

メゾンゴルフさんと出会うまでは
当然のことながら
軽いヘッド(195gから200gくらいか)
を使っておりました

シャフトも随分と固いやつ(XからXXX まで)
を身体の千切れるほど振りちぎって飛ばしてました


固いシャフト 軽いヘッドのときには
その飛ばすエネルギー源は身体で作っていました

だけど今はメゾンメイドのクラブが
それを エネルギー源を 最初から満載ですから

まあラクチンポン♪

メゾンメイドのクラブは 一般的な軽い、固いクラブとは 月とスッポンほど違うので
きっかけを与えその後の破壊力が段違い

初期動作ですべてが決まるともいえる

あとは クラブに任せる

もう 私の進む道は決まりました!
とことん突き進みます(^^)v

 

 

MYSTERY

Proto453  C-HT411  C-HT811

カスタムカラー(^^)

 


シャフトが動けば可能性は広がる!!

2015-04-05 00:18:05 | G-スイング

 

シャフトが動けば可能性は広がる!!

・ご自身の運動能力を最大限発揮したいゴルフクラブ
・体を痛めることなく無理なく飛ばしたいと願うゴルフクラブ
・がんばることなんて大嫌い、道具を持ってるんだから楽をしたいという発想のゴルフクラブ
・ゴルフクラブの形状の意味を考えてみたい、形の理由をつきとめてやる!そんな教材としてのゴルフクラブ
はたまた
・ナニがどうなって飛んでいるのかワカラナイ…そんな世間基準とは真逆の摩訶不思議なゴルフクラブ?!
などなど…

ゴルファーの欲望というのはそれぞれ違うと思います

そのおひとりおひとりのご希望に合わせたゴルフクラブ創りというのが、私どもの役目です
ご相談いただければ、これまでとは違う、新しい世界が開けてくることは間違いありません!!
お気軽に、いつでもドウゾです(^^♪

 

 


トップまでの準備ができれば

あとはクラブ(道具)がスイングをつくります

しかし、クラブ側でなにも起こらなければ、ボールをヒットするために人間側で様々なアクション(動作)を加えていかなければなりません

俗に言うスイング技術?
確かに絶対に無理とは言いませんが、それは途方もない練習量を必要とするでしょう
さらにもしできたとしても、それを維持する練習(労力)は欠かすことはできません

それよりもスイングは道具に任せ、一旦つかめばあとは練習いらず

そんなゴルフの方がより一層深くゴルフを楽しめるんじゃないかと思うのです

単に維持するために使っている時間を他の、もっと別のところに使えますしね

ひとつ、メゾンゴルフからのご提案として付け加えておきます(^^)/

 

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ヘッド重量を重く!!

2015-04-03 01:14:13 | G-スイング

 

ヘッド重量を重く!!

「ゴルフボールって重いですよね~」
…って言ってもみなさんキョトンとされます(笑)

しかしその「重さ」
意識していようといまいと、それに対抗しようとしているのがコチラには見て取れます。

「振る」ということで。

 

ボールを飛ばしたくないと思っている方は、まずいないと思います。
勿論私も飛距離を伸ばしたいと節に願っているひとりですけども、問題となるのはその方法です。

「ヘッドスピードを上げる」
これがほとんどの方が向いている項目だと思います。

確かにホールを飛ばす方法として、ヘッドスピードアップは間違いではありません。
スピードを得られることがもし出来れば、飛距離に繋がる可能性は上がります。

ではスピードを上げていく手段ってナニがありますか?
「飛ばすのにはヘッドスピードである」と仮定したとして、今度はその方法です。

クラブ(ヘッド)重量を軽くする?とかシャフトを長くする?とか
その内容は別にしてクラブ側から考えている人は驚くほど少なく、カタログにあるような謳い文句を信じて、売れ筋のクラブを持っているというのがかろうじての手立て?のようですが…

何を、どんなクラブを持とうと、なんとかスピードを上げようと 人間側で必死でヘッドを振っている… というのが現状です。

採用されている方法は、体力、筋力勝負ということですね。
それでも結局のところ、力を込めた充実感?だけで、実際のところスピードは思ったようには上がっていません。

 

ではどうしましょう? 

「つまるところインパクトはボールとヘッドの衝突です」

重量を持ったヘッドがスピードを伴ってボールにぶつかる
となると単純に重量が大きい方が有利ではないかということになりません?!

万が一ですね。
ヘッドスピードを5m/s上げようという目標を立て、それが成功したとしましょう。
しかし、それにはどんなことが必要になるか。
それが万が一成功したとして、それ以降、そのスピードを維持することは可能か。

 

対して重量は明日にでも簡単に上げることができます。
労力はいらないですね。
ウチにクラブを送って頂ければそれで済みます(笑)

しかし重くしてしまうとスイング出来ないという方がいらっしゃいます。

これも確かに!なんですが、重さに慣れるその期間と実現性

これはスピードアップと比べてどちらが出来そう?でしょうか。

(回りくどく言っていますが、ぶっちゃけスピードを機械のように思うように上げられます?)

 

この重さに対する認識も誤解があって、その重さは重力方向、落下を利用するわけです。

ですので変な表現かもしれませんが、苦しむのは?上げている区間
つまりテークバックからトップまでの区間であって
「重いと振れない」のはダウンスイング区間ではないんです。

で、その重さが利用できたとすれば、その以降、重量をさらに上げていく方向に進めばいいだけの話。
これは先の維持の話どころか右肩上がりということになりますね/(^^)/

 

その重量をいくつにするか?
これはご使用頂く方とわたし、ふたりでいろいろとやりとりをさせてもらって、話を進めていきます。

重た~~~いヘッドから
現状を踏まえたチョイ増しヘッド

メゾンゴルフが考えているのは、

重さには重さで対処しよう!

それが誰でも利用できる、享受できるチカラを利用しよう!!

そして長く、長~く飛距離を楽しもう!!!です(^^)v

 

 

スタートはそれぞれケースバイケースですので、いつでもお問い合わせください♪

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ボールを捕まえる?!

2015-04-01 01:40:12 | G-スイング

「ボールを捕まえる?!」

ボールを捕まえるということが何か高等テクニック??なように扱われていますが、クラブ屋の側からすると
これ…トンデモナイ話です。

ゴルフクラブはその形どおり使えばイヤでも捕まる構造です(^^)v

ゴルフクラブのL字型の構造を終始保とうとするのではなく、スイング前半はL字型の機能を利用しつつ、打撃の際には直線構造に変化させる。
言葉にすると、なんだか難しく聞こえますが、実際のところは

十分なヘッド重量、そしてシャフトのやわらかさが備わっていれば必ずそうなる現象です。

これがヘッドが軽いと、さらには使用者にとってシャフトが硬すぎると残念ながらこの現象は起こりません。
となると…

ヘッドが開いてこすり球やスライス
それを嫌がって今度は引っかけ、チーピン
その繰り返し、打ってみるまでどうなるかは分からない…ということになってしまいます。

勿論それがすべてとは言いませんが、せっかくゴルフクラブの機能として備わっているものは、使ってあげるべきだと思います。
これだけでも、その悩みのほとんどは解決でしますしね(^^)v

そんなゴルフクラブの取り扱い方
そのワンポイントアドバイスに興味がおありでしたら下記までご連絡ください
チェック法とその対策を 先取で お伝え致します(^^♪

 

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スイングはクラブと人間のコラボレーション

2015-03-30 01:44:49 | G-スイング

 

「動くクラブ」と「動かないクラブ」

ちょっと大げさかもしれませんが、どちらに未来がありそうですか。

「動かなくなってくる体」と「しなやかな体」

これは間違いなく未来には動かなくなっていきます。

スイングはクラブと人間とのコラボレーションです。

それを今後、どのように設計していきますか?

 

 

 


クラブ振動数別ヘッド重量設定

2015-03-28 00:10:07 | G-スイング

クラブ振動数別ヘッド重量設定

これまでのクラブセッティングはヘッド重量を固定(変化させない)
シャフト側のみで行われてきました。

これをウチ メゾンゴルフはゴルフクラブの固有振動数を基準に
ヘッド重量を変化させ
クラブの機能、シャフトの特性が発揮するようセッティングしています!

 

これまでリシャフトしても思うような効果は得られなかったという声をよく耳にしますが、それはヘッド重量設定が大きくからんでいるからです!
ヘッドだけの機能 シャフトだけの性格 だけではゴルフクラブとしての機能は生かすことはできません。
単に組み付けただけでは ウマくいかないということです。

メーカーからいろんな資料が送られてくるんですけども
コレを見ていると…もしかしてリシャフトって「今よりも硬くすること?」とお考えでしょうか。

もしそうではない場合は注意してほしい点があります。

純正シャフトのSフレックスを使っている場合
リシャフト用のシャフトもSフレックスを選択するというのがほとんどのケースだと思います。
しかしながらこのフレックスというのは各社マチマチで、しかもアフターマーケット用のシャフトはさらに1フレックス硬いというのが普通です。

つまり単純にはSからXへ変更しているということになるんです(勿論すべてではないですが)
みなさんの最も基準にしているところ、フレックスは基準になっていないというのが現状で、せっかくリシャフトしたにも関わらず、変化も感じられず使えない…というのはこんなところに理由があるんです。

わざわざリシャフトするということは、言うまでもなくシャフト性能を求めてのことだと思います。
性能ということは、動く」とか「しなる」 ということが前提なハズです。

それなのに硬くしてしまうと それこそ単なる棒 になってしまうと思いますが…

使用者の方にとっての思い、ゴルフクラブに対する期待はそれぞれでしょう。
例えばスライスを無くしたい とか もっと飛ばしたい とか
その願いが叶うクラブ、本当の意味で合ったシャフトって存在しますから

お気軽にお問い合わせください(^^)/

 

メゾンゴルフ
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AUGA(オウガ) mamiya Shaft Labo 

2015-03-26 00:16:42 | G-スイング

メゾンゴルフ フェイスブック記事より

https://www.facebook.com/maison.golf

 

 

 

USTマミヤ シャフトラボさまより新商品のプレゼン(^^♪

まだナイショ?
ん?いいの??
ってことで、まだ無塗装の状態ですが試打させて頂きます!
90tシートを贅沢に使ったシャフトということで楽しみです♪

もしこのシャフトがイメージ通りならば…
寝かせてあるアイアンシャフトも生きてくる…

こうご期待(^^)v

 

 

 

 

Newシャフト!!
~~~AUGA(オウガ)~~~
マミヤ シャフトラボより到着(^^♪
ただいまテストクラブ製作中~♬

 

 

 

 

 

 

 

AUGA(オウガ) mamiya Shaft Labo 
なかなかのモンですよ、このシャフト(^^♪
今試しているのはヘッドスピード基準だと36~42
このあたりのところで効果でるみたい♬
ってことでもうちょい深くテストしてみます(^^)v

 

 

 

 


人体実験中(笑)
AUGA(オウガ)マミヤ シャフトラボ Newシャフト(^^♪
メゾンゴルフ2F練習場より

 

 

 

 

硬いシャフト試すといつもこう…
キツイ・忙しい・痛いの3拍子(ToT)
いっこうにミート率も上がらないし…もう打つのイヤ
ってことで、このフレックスは私の中ではボツ!!
別なの使えば、なんも無理しなくてもこの程度楽勝だし(^^♪
あ~体イタ~(ーー;)

 

 

 

お気軽にお問い合わせください(^^)/

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「折れ曲がった棒」と「真っ直ぐな棒」 その2

2015-03-24 00:32:38 | G-スイング

 

このL字型の道具をそのまま振ってしまうとこうなります。
この画像で以前しつこくやった「こすり球」になってしまうということが繋がると思います。

ゴルフスイング、ショットは難しいとよく言われますが、この状態になったものを手を返すなりなんなりしてヘッドを元の状態に戻すのは確かに難しいことです。
つまりローテーションですが、その運動の問題点は正しいであろうヘッド姿勢は一瞬でしかないからです。

(なにもせず、そのまま打てばココにあたる理由もわかります)

 

ヘッドを返す(開いたものを閉じる)その運動は重さ(重心点)がシャフト軸線上よりも前に出ることを意味します。
するとヘッドは急激に閉じ始めます。

「ヘッドを正しい姿勢でインパクトする」

確かにこの方法も開いて閉じる間の一瞬、一点はあります。
ですので確率はゼロではありませんので、ソコにトライするというのであれば止めはしません。
これがひとつです。

 

ではもうひとつの方法です。
L字型の道具とうのが問題であるのであれば、L字型で無くせばいい。
裏を返せば「真っ直ぐになればとても振りやすい!」ですから。

ローテーションか多い方は重心距離を短めに
ローテーションが上手ではない方は重心距離が長い方がいい
これ、結局のところは「ローテーションをしない限りは打てない」ということです。
ということは重心距離がL字でなくなりさえすればローテーションは不要ということになりますよね♬

多かれ少なかれ、スイングすればクラブには遠心力がかかります。

その力はシャフト軸線からヘッド方向への力ですので、重さ(重心位置のズレ)はその方向にそろうよう作用します。
ゴルフ用語としてはトゥダウンとして呼ばれている現象です。

これはゴルフ界では悪者、なって欲しくないという扱いを受けています。
シャフトの先端剛性をあげるという(硬くする)というのもこれが多分に影響しています。

私にはこれが意味不明なのですが、硬くしたところで、その力が無くなるわけではありません。
違う形で影響を受けるだけ(先のヘッドが開く)です。
その力に対して閉じるという別の力をかけスイングをわざわざ難しくしてしまうよりも、必ず作用する力を考慮したヘッド姿勢を考えた方が得策だと思うのです。

想像してみて下さい。

十分なヘッド重量、そしてシャフトの軟度が備わっていれば、その重心位置は力のかかっている延長線上にそろいます。
しなってくれることによってシャフト軸線とヘッドの重心点がそろい「真っ直ぐな棒」になるわけです。

これがふたつ目の方法。

で、「折れ曲がった棒」と「真っ直ぐな棒」の違いです。

「ヘッドを正しい姿勢でインパクトする」

そして「それを繰り返し行うことができる」

この条件のもと、どちらの道に進むのかはその人の自由ですが…ね



「折れ曲がった棒」と「真っ直ぐな棒」

2015-03-22 00:30:53 | G-スイング

「折れ曲がった棒」と「真っ直ぐな棒」

ゴルフクラブはどちらかとなると前者

先端が折れ曲がった棒です。
この意味は非常に「振りづらい」ということです。

世間一般に言う、重心距離の長さが云々…
ローテーションが多いとか少ないとか…

それはほとんどの場合、インパクト前後のことを言っているのだと思いますのでそのあたりを。

飛球線方向にクラブ(ヘッド)が進行しているとします。
ヘッドとシャフトの関係が静止状態と同じの場合(L字型が保たれた状態)、ヘッドはどのような働きをしてくれるでしょうか?

画像で見てみましょう。


例えばインパクト直前にこのようになっていたとしましょう。
なにも問題ないように思うでしょうが、コレ…大問題です。

シャフトからヘッドへと力は加わります。
今回は飛球線方向という仮定ですので、ラインを加えるとこうなります。
厳密には、体の回転が入りますので、軌道は曲線になりますが、ここではわかりやすく直線で考えてみます。

この力に対してヘッドの端にシャフトが装着されているという条件
それに伴って重心位置のズレがもたらす動きをラインしてみますと、このようになります。

あれ?!
って感じですよね。

肝心のボールと衝突するヘッド側をみてみると、一生懸命加えた力とは逆、ねじれを伴った飛球線後方への動きとなってしまっているのです。
これはある意味足かせをかけられた状態で、スイングが進んでいる以上、何らかの処置をしない限り元には戻ろうとはしません。

簡単に言えば「開こう、開こうとしているヘッドを人間側で閉じなければならない」ということで、ボールを飛ばすことに使っているはずの力は、単に修正するためのものになってしまっているということです。

もし、なんらかの方法で開いたヘッドが閉じたとしましょう。
するとまたすぐ別の問題が発生してきます…

こうして画像で説明してはいますが、これはほんの一瞬、時間とは呼べない程の僅かのものです。

スライスしてしまった…そう思ったら今度は引っかけ…

折角目標に飛んだと思ったら…今度は距離がたりない

これって実は(考えるまでもなく)至極あたり前なことなんです。
L字に折れ曲がったものを振ろうとすれば、こうなります。

じゃあどうすれば?って話ですが、大きくわけてふたつの道があります。

 

 


目には見えないゴルフクラブの形

2015-03-20 00:43:22 | G-スイング

「ある条件がクリアされた上で」
はじめて意味をなしてくる角度、その条件とは??
そのあたりをもう少し掘り下げて考えてみましょう。

「目に映るゴルフクラブの形」と「目には見えないゴルフクラブの形」
この両者をどうとらえているかによって、クラブが発揮する機能もかなり違ってきます。

まずはヘッドの重心位置
これは通常、下記の3つで表されています。

・重心距離
・重心深度
・重心高

重心位置測定の画像です。
現在はCADによる精密な計測、配置ができますが、実際やってみますと結構難儀なことだとわかります。
なかなか静止状態になってくれません(笑)

そのヘッドの端にシャフトが装着されてゴルフクラブとなるわけですが、この状態はヘッドの重心位置とシャフト軸線とがズレた状態です。

 

 

ゴルフクラブはL字型の構造をしています。
そう説明すると、多くの方は怪訝な表情をされます。
見た目丸いではないかと。

その場合、このパターで説明するのですが、この重心位置の配置に対するL字型は、数値の大小違いだけでどちらも同じです。
ただ見た目の形状が言葉と合致するので、わかりやすいのかもしれません。

興味がある方はどんどん突き詰めて、この形状の意味を探求してみてください。
あまり構造とか言われても…という場合は、少なくとも「ゴルフクラブは先端が折れ曲がった棒である」ということだけは頭においておいてください。


この重心距離、クラブ(ヘッド)がL字型であるということについて、未だにヘッドが返りやすいとかどうとか
ローテションが多い少ないがどうとか
トゥダウンを防ぐためにシャフトの先端剛性をあげる?
アスリートは重心距離を短く?
なんかもう笑うしかないですけども、そのほとんどはこの重心距離に対してデメリットばかりに考えているようです。

それならそれで…

「そんなに邪魔なら無くしてしまえば?」

って思いません?

実際のところボールとの衝突の際にはこのズレ、効率が悪いですから無い方がいいです。
しかし、人間がスイングするには無くてはならないのも事実なんです、この重心距離ってやつは。

「不必要だけど必要でもある重心距離?!」

ってことで、また次回(^^)/

 


アングル調整

2015-03-18 01:00:19 | G-スイング

 

アングル調整
クラブヘッドの角度を立てたり寝かしたりという作業があります。
その依頼の多くはもう少し飛ばしたいからロフト角度を立てて欲しい、というのがほとんどです。

ロフト角度が立っているものの方が飛ぶ?!

いわゆるストロングロフト化するということなんですが、現在のクラブはある意味限界を超えた角度設定のものがほとんどです。
一昔前のモデルと比べてみても、それは数番手、立っています。
ソコにさらに1~2度調整したところで、(気分は変わるカモしれませんが)残念ながら根本解決とはなりません。

単純にロフト角度を立てれば飛ぶのであれば、最も距離が欲しいであろうドライバー
これもどんどん立てていけばいいハズなんですが、これは相も変わらず9~10度というところを行ったり来たりしているのが現状です。

ちなみにコレはロフト角度5度のドライバーヘッドです。


発想は単純です。
みなさんがやっているようにヘッドのロフトを立てれば飛ぶのであれば、こんなに簡単なことはない。

ということで、試してみたのですが…わたしは全く歯が立ちませんでした(笑)

で…さらに幾人かの方にテストしてみてもらったところ、わたしの場合の使えなかった(歯が立たなかった)現象はほとんど皆無。
どちらかというと、現在使っているドライバーとたいして変わらないというものでした。

ま、それも納得、想定内ではあったのですが、自分の中で確証を得たかったというのもありまして試していただいた次第です。
ご協力頂いた方々には感謝を申し上げます<m(__)m>

 

今回テスト頂いたドライバーロフトは一般のそれと比較すると約半分しかありません。
しかしながら、結果はかなりかけ離れたものでした。

それがどういうことか?

わたしのテストとみなさんのテスト結果を合わせたものを簡単に言いますと

「半分のロフト5度の差が、通常のモノと比べて50%影響したか、10%程度だったかの違い」

確かに計測上のクラブは50%の差でありますが、スイングという運動が入ると、さらにはそのロフトがボールに与えている効果というのを考えると、わずかの差にしかならなかったということです。

じゃあロフト角度なんてなんでもいいのか?
ってことになってしまいますが、ぶっちゃけ今のままではその通りかもしれません。


そのロフト角度差が生きてくるには…
「ある条件がクリアされた上で」ということになりますから。