温故知新 by メゾンゴルフ

ゴルフクラブの歴史と伝統 そして現代技術の融合により
摩訶不思議なゴルフクラブが出来上がりました(^^)v

クラブヘッドを6面体として考えてみましょう その2

2015-02-14 00:59:36 | G-スイング

肩のラインはほぼアドレス時の方向
そして骨盤から下の部分は飛球線方向
世間ではヨシ!とされていることをそのまま実行した典型の形ですが、何度も言う手(腕)を使わなければクラブはこの位置です。


ライン引いてみましたが、綺麗に揃っていたアドレス時の関係はどこへやら…
何が何やらワケわかりません…
究極の振り遅れということだけは一目瞭然ですが(笑)

6面体であるヘッド
しかもその打撃面はひとつ
さらにはその面の角度まで計算に入れなければならない
この条件でとなると、それはもはや奇跡に近いんじゃないでしょうか。


クラブが右腰から左腰の高さまで、この区間の事をビジネスゾーンと呼ぶそうな…
このネーミングだけにかけては天才的な何かを感じますが、どこかでアップしたかなぁ…グリップの損傷の話。
その答えがここにありますので確認していきましょう。

 

青の線 両肩を結ぶ線ですがこれはほとんど動いていません。
オレンジの線 腰の向きを示す線 これも変化は見られません。

つまり体側はほとんど変化していないということです。

 

では次にヘッドに注目してみましょう。
赤の矢印(フェイス面の方向)が反対方向になっているのがわかると思います。
つまりはヘッド(フェイス面)が180度回転したということです。

これがどういうことかといいますと、このときクラブ(シャフト)自体も180度動いています。
ですので、グリップエンドを支点にクラブ自体が円を描きながら、その運動とはまるで別方向のシャフトを軸とした180度ヘッドが円を描きながらボールをとらえる
さらにその運動を、ライ角度の関係から斜めの状態で行われる…ということになります。

どうです?なんだかもうさっぱりでしょ(笑)

この複雑極まりない運動で…
って長くなりそうなんで、続きは次回にしましょうか。

 


クラブヘッドを6面体として考えてみましょう

2015-02-12 00:13:29 | G-スイング

 

クラブヘッドを6面体として考えてみましょう。

ゴルフクラブのヘッドは「前後・上下・左右 それぞれが非対称な形状」をしています。

ここにサイコロのイラストがありますが、それとヘッドを照らし合わせてみます。
ここでは仮に1の面をフェイスとしましょう。

で、この1の面がボールと接触するただひとつの面となるわけですが…

一般によく見られるトップの形です。

ここから俗に言うオンプレーン、このラインに沿ってクラブを振るというのが常識なようですが、ひとつ確認しておいてほしい点があります。
それは「その運動方向に対して肝心の1の面はドコを向いているか?」です。

ここからスイングが進行していきます。
テークバックで通ってきたルートを戻っていく(なぞっていく)ようなイメージで体(肩)を左回転することで打つ。
ヘッドがプレーン上を通るということになるんでしょうか。
それとも腰を切った(勘違いした)ボディターンということになるんでしょうか。

 

もう一度、上の画像の状態でのクラブ姿勢、ヘッドの向きを確認しておきましょう。



文字通り腕(手)を使わず、プレーンをなぞってきた状態です。


となると…ですよ。
ここから以降スウィングが進行していくとなると、先の1の面(フェイス)は、どこを向いていますか?
この運動で一体いつ1の面・フェイスとボールが正対するのか不思議でならないんですが…どうですか?

スイングが進行していくにつれボールに最も近くなっていくのは5の面・ネック部になり、さらにこれを通過して見えてくるのは今度は3の面・ソール部です。

もしこのトップ位置から腕(手)を一切使わずインパクト付近まで進行したとすると、フェイスとボールが正対することはありません。

必ず空振りします。

ボールとの高さも合っていないですから。
なのにどういう形であれボールに接触しているということは、それは100%手打ちスウィングということになり、ヘッドはローテーションしているということになり、ディッシュアングルも失っているということになります。

普段テレビや雑誌に出てくるようなトップ姿勢を作り、これまた巷で言われる「手打ちをするな!」を忠実に守り、体を回転させていったにもかかわらず…です。

 


ホントのところは違うんじゃないか?

2015-02-10 01:06:20 | G-スイング

かる~いヘッド
かた~いシャフト
で頑張ってはいるけれど…
ホントのところは違うんじゃないか?
そう気が付き始めた方へ

その発想 メゾンゴルフは全面支持!

硬いシャフトを頑張ってしならせる…
それは言い換えれば重力とケンカしてるというのと同義語です。
この重力とケンカして、奇跡の確率ででも勝機があるのならまだやっている救いもありますが、それは残念ながら…でしょ。
となれば対峙する事を選ぶより重力とお友達になる方がはるかに得策!

そうは言っても重いヘッドでは振れない…
それもよく言われますが、確かに上がっている区間、つまりテークバック中は重いですけども、後は重力方向の動きなわけです。
尚且つ、これまで機能していなかったシャフトが活躍すれば…

そうなると今頑張っていることのほとんどすべてが必要なくなります(^^♪

スイングなんて単純極まりない!
っていうかイヤでも打ててしまいます!
そんな関係、築きたくありませんか?

 


ゴルフクラブは可変構造

2015-02-06 00:41:13 | G-スイング

 

しっかりとした重量のヘッドと使用者に合ったシャフト硬度(軟度)を装着して使えば当然のごとく重心点とシャフト軸線上の一致が起こります。
そうすればヘッドそのものの位置(姿勢)が変化しますから そこにネックは無くなります。

スイングの形態上、多かれ少なかれゴルフクラブには力がかかります。
その方向とズレた重心位置がそろおうとするわけですが、その際の動きを可能にするのがヘッド重量とシャフトです。

しかしながら、重心位置の直列化、そのあたり前の現象も使用者にとって固すぎるシャフトであれば起こりません。

そのまま、L字のまま打撃しなければならなくなります。
自分に合ったシャフトをチョイスできれば、当然のごとく効果を発揮する可変構造のハズのゴルフクラブが可動しないということになると…ですね。
それは先端の折れ曲がったバットの状態で打撃しなければならないということであり、自分のセンサー軸上に面が存在しないラケットでボールをとらえなければならないということになるんです。
これ…簡単そうですか?

 

ヘッドが立体的に高さとスピードを伴って開閉しながら目的となる姿勢に収め打撃する運動
ゴルフクラブをL字のまま扱うとなると、こういう言葉になります。
(こうなると書いててもわけわからなくなってくる…)

ヘッドの開閉がある場合と無い場合、それがどういうことかを調べた一例としてこんな数式があります。
わたしは頭が悪いので、この計算が合っているかどうかはさっぱりわかりませんが、そのどちらが複雑か?程度の想像はつきます。
で、なにもわざわざ難しい方を選ぶことはないかと思うのですが、この扱い方が現在主流とされているのですから驚きます。

 

 

今取り組んでいる、練習している内容…
それが必要不可欠な要素であるのであれば、努力も致し方ありませんが、そうではなくてボールを飛ばさないため、目標に飛ばさないため…
そんな無駄なことをさせられているように思えてなりません。
この道具の使い方っていうのを整理しておかないと、言葉は悪いですがナイフを逆さまに持って切れないって文句を言う…そんな事になりかねませんよ。

これも逆に言えば、ゴルフクラブが使えさえすれば、ボールは必要十分に飛ばせるということなんですが

道具の使い方に目を向けるか
それとも闇雲にスピードを上げる…体を酷使した勝負に行くか

どちらに進むのも自由ではります。
ですが、ゴルフをいつまでも、飛距離という魅力を失うことなく楽しんでいくためにはどちらが有効か…
それは明白だと思いますが、いかがでしょうか?

 

 


ヘッドの重心点

2015-02-02 00:20:02 | G-スイング

 

ヘッドの重心点

普段手にする機会の多いスポーツの道具といえばバットやテニスラケットなどですが、その道具とゴルフクラブの構造上の大きな違いがこの重心位置の配置です。

ヘッドの重心位置、これは3方向からの数値で表されています。

・重心距離
・重心深度
・重心高

画像はそれらをチェックしている様子で、これはドライバーですが他のヘッドも数値の大小こそあれ基本構造は同じです。

ほとんどの道具がグリップ部と重心位置が一直線上に存在しているのに対して、ゴルフクラブはヘッドの重心点ではなく、その端にシャフトが装着されています。

先の折れ曲がったバット…振りやすそうですか?
でもゴルフクラブの先は曲がっています。

グリップの延長線上に面の無いラケット…バカにするなって話ですよね。
でもゴルフクラブはグリップの延長線上に面(フェイス)はありません。

でもコレがゴルフクラブの形なんです。


みなさんはこの形状をどのように把握していますか?

 


Fujikura オリジナル by maison golf

2015-01-29 00:00:59 | G-スイング

Fujikura オリジナル by maison golf
メゾンゴルフクラブ使用者さまよりコメント頂きました(^^)v

「ドライバー打ったんですが、かなり飛んでます!
 初めて
 ドライバーのシャフトのしなりが実感できました。ありがとうございました!
 今日はものすごく成果がありました。もう130球打ったんですが、あまり疲れた感じがありません(^^)v」

 

 

常識(市販品)という基準値からすると 彼に手渡したクラブは
重量 バランス 振動数 どれをとっても規格外!
クラブ機能を踏まえ メゾンゴルフの経験値から設計されたものです
これからもっと味わってみてね~!(^^)/


おいしいトコロ

それは枠からちょいとはみ出たところに存在します(^^♪


手にしたその日に飛距離アップ?!

2015-01-25 00:07:13 | G-スイング

 

「手にしたその日に飛距離アップ?!」

メゾンゴルフにて好テスト結果をもたらしているシャフトのご紹介!!
パーツ別にということで今回はシャフトです(^^)/

「FUJIKURA PROTOTYPE フジクラ プロトタイプ」

このシャフトは最近多い無機質なシャフトとは違い、往年のフジクラらしい性格を持ったシャフトで、失った飛距離を取り戻すには絶好のシャフトとなるでしょう!!
個性が強いシャフトですのでセッティングには少々悩みましたが、いくつかシャフトをダメにして(笑)テストを繰り返した結果、重量別にいくつかの美味しいポイントを見つけました(^^)v
これがハマれば…♡

ひと言でいうと…「リシャフトとはシャフトをやわらかくすることである」…です(^^)v

あれこれ試してはみたものの…なにかイイことありました?
せっかくリシャフトしたものの…思う結果になりました?

何も変わらなかったはずです。


そうなってしまう原因としてメゾンゴルフが考えるひとつの理由は、リシャフト用に使用されているシャフトのフレックスの多くが、純正シャフトのそれと比較して大体ワンフレックス硬めに仕上がっているからです。

Sフレックスを使用している方がリシャフトする場合、Rフレックスをチョイスする、もしくは勧めるショップはそう多くないと思いますし。


「シャフトを硬くする」ということは、ある意味「シャフトを機能させなくする」ということですから、せっかく高い費用をかけたにもかかわらず、効果が出ないのも致し方ありません。

その対策として、シャフト(クラブ)の判断材料として、クラブ振動数を計測することをおススメします。
現在ご使用のクラブの振動数を計測しておきます。


そこでリシャフトしようとするシャフトの振動数データ、もしくは実物を組んだものの数値と比較してみましょう。
フレックスと硬さの関係がいかに曖昧なものであるかがスグにわかると思います。

 


いつでもお気軽にお問い合わせくださいね(^^♪
〒776-0010
徳島県吉野川市鴨島町鴨島556-19
Tel/Fax(0883)36-9292
携帯 090-1002-1035(docomo)
E-mail maisongolf@sky.plala.or.jp
HP http://www.maison-golf.com/


現状把握

2015-01-20 11:56:52 | G-スイング

 

クラブを手に持って打撃する動きは、第三者の目に映るそれとはかなり違うものです。

体験できた人はわかると思いますが、実際している動きが変なモノ?に感じたとしても、映像を確認してみるとそれは表には現れてないばかりか、理想とする動きに近づいているでしょ

逆に、知っていることをやっているつもりでも同じように映像を見てみると出来てない、ということも多いかと思います。

 

「あれれ、こんなになってんの?!」

 

っていうのが表裏一体、両面から確認できると思いますので、常時…とは言いませんが、たまには自分の映像を見てみるといいでしょう。


現状把握
あれこれ知識を入れるのも確かに大事なことではありますが、その情報を活かすためにも確認作業を同時進行でやっていくことをおススメいたします。

そうすることでより見解も深まり、整理されていく
これまで疑問だったことが繋がってくる

そうなってくると、さらなるステージはすぐそこにありますよ(^^)v