比較は悪と言われるが、この煩悩はおいそれと無くならない。逆に人と比べることの効用は、よく見ることから始まる。すぐに感情に取り込まれず、よく観察すること。観察すればはたと気づくことが出てくる。気づくことがあれば、焦りや嫉妬が消失する。
— 名越康文 (@nakoshiyasufumi) 2017年10月3日 - 15:25
欲しいものを得るより、潜在的(無意識)に求めているものを得た時、人は深い喜びを感じる。所有の機会ではなく、自己変容の機会を得ることになるからだ。
— 名越康文 (@nakoshiyasufumi) 2017年10月3日 - 21:59
人は論理よりもずっと、良いたとえ話を聞いた時に動くが、たとえ話には間違いも多い。しかも、間違ったたとえ話には真逆の話が多い。
— 名越康文 (@nakoshiyasufumi) 2017年10月4日 - 12:39
依存は怠惰が伴わない限り、生存のまっとうな在り方である。
— 名越康文 (@nakoshiyasufumi) 2017年10月4日 - 22:07
いっぽうで、愚痴は依存の変質した表現であり、せっかくの生存のエネルギーが機能できない。