ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

埼玉県南部のある市内の市街地では、トチの花もまだ咲いています

2020-05-12 00:00:05 | 季節の移ろい

 埼玉県南部のある市内の市街地では、背の高いトチの木の並木が花をよく咲かせています。

 藤棚の白いフジの花を見た時に、少し進むと背の高いトチの木の並木があることを思い出しました。

 このトチの木の多くは背丈が10数メートルもあり、多くの花は下からは葉の陰でよく見えません。葉が茂り、新緑が美しい並木です。

 背の高いトチの木の並木では、多くの花は下からは葉の陰でよく見えません。しかし、その中でいくつかのトチの木は枝ぶり、葉の繁り方の様子によって、斜め横から花が見えるものもありました。

 トチの花は少し花期を過ぎた様子です。白い花がいくらか褪せています。

 秋になると大きな実を付けます。

 この背の高いトチの木の並木の横に、ヤマボウシの木がいくらか植えられています。

 ヤマボウシの木の成長はバラバラのようで、背丈が低い木もあり、花が見やすいです。

 ヤマボウシの木の側に、園芸種の花壇があり、シャクヤクの花が咲いています。

 市街地にある背の高いトチの木の並木は葉を茂らせ、木陰をつくっています。

 これから夏日が増える季節なので、この並木がつくる木陰は貴重です。