ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

埼玉県北本市にある北本自然観察公園は初夏の緑豊かな風景になっています

2020-05-13 00:00:05 | 季節の移ろい

 埼玉県北本市荒井にある北本自然観察公園は、初夏の緑豊かな景色になっていました。約2カ月ぶりの訪問でした。

 北本自然観察公園は、埼玉県平野部の里山風景・環境を保存している自然公園です。そして野鳥観察の名所です(冬期と春期にです)。

 北本自然観察公園の東端にある正面入り口の側にある埼玉県自然学習センターの裏手(西側)にはヨシ原や高尾の池などが広がっています。

 ただし、埼玉県北本市荒井にある北本自然観察公園の駐車場は現在、閉鎖中です(新型コロナウイルス対策です)。特に、門や塀などがない広大な公園なので、地元の方々と思われる方が中を散策しています。

 北本自然観察公園の湿地を囲む斜面の雑木林は木々が葉を繁らせています。

 野鳥は、シジュウカラが鳴いている程度です。アオジはもういません。

 その木々が葉を繁らせた雑木林の中で、野生のツツジが花を少し咲かせています。

 歩道沿いに、3月ごろに小さな花を咲かせていたウグイスカグラは小さな赤い実をつけています。

 ウグイスカグラはスイカズラ科の低木です。

 その木々が葉を繁らせた雑木林の森影では、ギンランやササバギンランが白い花を咲かせています。

 ギンランとササバギンランの区別ができません。葉の形から上の2枚がササバギンラン、一番下がギンランではないかと推定しています。

 この訪れた日は、初夏のために高尾の池にはほとんど水鳥はいませんでした。

 高尾の池にいたのは、カルガモとコガモです。コガモが活動的です。

 コガモはたぶん夏羽根になっています。

 この高尾の池には、今ごろはカワセミやバンがいる時期なのですが、この日には姿を見せませんでした。

 この北本自然観察公園に約2カ月前に訪れた話は、弊ブログの2020年3月20日編をご覧ください。