志保と涼香のプライドの闘いが切って落とされた
静かに忍び寄る満の人生波乱の幕開けか?
志保は涼香に負けたくない女の意地が炸裂
だが涼香は志保に負けない自身があった
今更のジタバタに何、言ってんのよ
そんな会話になっていると知らない満は友人に相談してた
朝目覚めたら・・・・ああなってこうなって
自分は記憶に御座いません(/||| ̄▽)/ゲッ!!!
友人はルーズな志保とはキッパリ別れて、涼香に責任とるしかないな笑って答えた
満は重い足で自宅に帰った
嵐の過ぎ去った状態の部屋の中
まな板に突き刺さった包丁【by志保】と書かれてた
女と言うものは怖いと思った
俺は理性を失って涼香を襲ったのか?
記憶をたどる
酒は弱くない満
白黒ハッキリしないと前に進まない
ましてや涼香とも出会ったばかりで何も解ってない
涼香の部屋に向かった
最後の手段を考えて友人の助けを借りた
満の友人の警官の隆司
『お前、はめられたんじゃないのか?』
気の毒に思った隆司は制服姿で満に付き添って涼香の部屋に
涼香の部屋では女の闘いが炸裂してた
志保VS涼香
警官と一緒の満を見て志保も涼香も固まった
『何なの?』
最初に口を開いたのは志保だった
『俺の部屋の器物破損で志保を訴える、そして涼香さんに乱暴した事で自首したんだ』
どちらも真っ青になった
『さっ涼香さん、貴方は、これから婦警さんを呼ぶので婦人科で乱暴された証明書を取ってもらいます、志保さんは器物破損の事実を認めますか?これから署にきて説明してもらいます』
『満さん冗談でしょ?』寂しそうな顔で涼香が言った
気持ちが揺れたが真相を知るためには踏ん張る満
『ちょっと、器物破損って言ったって、ちょっと散らかしただけじゃない、何か壊した?』
『現場の写真は撮ってきました、話は署でお願いします』
その時だった
『私・・・済みません、乱暴されたの嘘です』
『同情しなくて良いのですよ、検査するのが嫌で泣き寝入りする人も居ますが、心配しないで婦人科は女の医者も居ますから』
『いいえ本当です、私・・・前から満さんの事を知ってました・・・でも志保さんが満さんの赤ちゃんがお腹にいるって言うので諦めます』
『えーっ志保が妊娠?』
1番、驚いたのは満だった
そう言われれば避妊はしっかりしていたが思い起こせば3カ月前に情事があった
『お腹の子は逆算すると4カ月にはなってるじゃないか何故・・・隠してた?』
焦る志保
『ゴメン・・・売り言葉に買い言葉で、つい嘘を付いちゃって』
これも嘘?
満は何が何だか解らない
始まりは志保のルーズな遅刻からで、彼を待っているって言ってたのは実は満のストーカーしてた涼香の企み・・・ワインに睡眠薬を入れて襲われた振りをして責任とらせ結婚の話しにもっていき?売り言葉に妊娠してると最後は女の闘い・・・(@◇@;)
『俺が1番の犠牲者じゃないか』
苦笑する友人の隆司は
『何も無かったって事だね?満、器物破損の件はどうする?』
『もういい何もかも信じられないお前ら女は最低だ』
満と警官の隆司が帰った後に残った3人の女
重い空気が流れる
『涼香さん、あんたに満をあげるよ、私は満に飽きてた所だったし』
『いいえ、姉さんの親友の志保さんの彼だった満さんが素敵に見えて横取りしたかっただけ、別に今はいいです、もう何とも思ってません』
しらけた空気の流れる中、志保と涼香は笑って仲直りした
涼香の姉は、そんな二人を見て満が気の毒だと思った
その後、満の部屋に慰めに行った涼香の姉
1年後、満とゴールインした
実は満は資産家の1人息子だ
玉の輿に乗りたかった志保と涼香だったが
棚からボタ餅を拾ったのは由香である

