私の友人(ブロ友?)に、見事なまでの釣りキチがいる。
彼は、朝練、昼練、夕練と称して、毎日の如くタナゴ釣りに勤しんでいる。
平日の仕事前、昼休み、仕事後にである。
若いフリーターというのならともかく、立派な社会人で、年齢も、私よりかは若いが、これまた立派なオッサンである。(笑)
私には、到底真似出来んが、仕事帰りにちょっと位なら、やってやれん事もない。
流石に毎日というのはキツイが・・・
という訳で、仕事帰りに、ちょっと行ってみた、
時刻は、草木も眠る丑三つ時、午前2時頃。
場所は家から5分の、ご近所を流れる川である。
もちろん、タナゴ釣りではない。
勤務時間、地の利を利用したナマズ釣りである。
局地的に雨が降ったのか、ここに来るまでの間、路面が濡れている所があった。
かと思えば、完全に乾いていて、全く気配の無い場所もあり、よくわからない。
ここ数年、気候がおかしい気がする。
極端な暑さ寒さに加え、局地的な豪雨、台風の数や動きが、以前と異なっているのである。
これも温暖化の影響という奴なのだろうか?
話が逸れたので戻すとしよう。
ポイントに着いた時、路面は乾いていたが、あちこちに水溜まりがあった。
降るには降ったようだ。
土手と河原は、膝程の高さまで草が繁っている。
濡れているだろうと、長靴に履き替える。
タックルを取りだす。

今日の相棒は、グラスのスーパーノヴァにカルカッタ、ルアーはジッターバグ改をチョイス。
去年は入魂が叶わなかったので、今年に期待しよう。
土手を降りて行くと、草に着いた露で長靴から上が濡れ、しっとりと重くなる。
膝程度と思われた草は、深い所では腿程もある。
草の生命力は凄い、すぐに腰上、胸元辺りまで伸びるだろう。
足下に注意しながら川岸に立つ。
ファーストキャストは何時も期待と不安でドキドキだ。
夜は距離感を掴むまでが大変。
届かなかったり、行き過ぎたり・・・
そのうち慣れて、狙った所に落とせるようになる。
対岸のボサのくびれに上手い事落ちた。
波紋が消えるまで待ち、動かし始めたその時、ザブッという音と共にルアーが沈む。
そのまま横移動。
完全に食わえこんでいるようだ。
合わせを入れ、一気に巻き取りにかかる。
流れに沿っているので、割合簡単に寄せる事が出来た。
今年の1匹目なので、バラしたくなくて、気持ち的には焦る。
足下に寄せた後も、ラインのテンションが抜けないように巻き取りながらロッドを下げ、魚のサイズもよく確認しないまま一気に抜き上げる。
よっしゃ!捕った!
ラインを掴み、足下の叢にそっと下ろす。
ルアーを外す為、ウエストバッグからプライヤーを出そうとして気がついた。
しまった!ヘッドライト忘れた!
慌ててゴソゴソやっていると、それまで大人しかったナマズが暴れ始め、プツンとラインが手元から切れてしまった。
ルアーにケミホタルが付いているので、大体の頭の位置は解るのだが・・・
そこで、やっとスマホのフラッシュに気付き、カメラ起動。
フラッシュを照明モードに切り替えようとするのだが、焦っている為か、肝心な所で切れてしまう。
更に焦って、アタフタしてるうちに再度ナマズが暴れ、口元に付いているルアーが外れて飛んだ。
何とか照明を点け、ナマズの口元にフィッシュグリップを掛ける事に成功。
ホッと胸を撫で下ろす。
次は撮影しようとするのだが、片手にナマズを持ち、片手でスマホを操作してると指が当たって、また照明が切れてしまった。
画面もホーム画面に戻ってるし・・・
またアタフタして、カメラを起動。
真っ暗な画面のまま、当てずっぽうでシャッターを切りまくる私。
何とか使えそうな画像が


コレ。
下に置いて撮れれば良かったんだけど、叢が深くて、うもってしまうのだよ。
スマホを首からぶら下げたまま、照明をオンにして、メジャーを取りだしサイズを計ると65cmの立派なサイズだった。
包卵しているのか、餌を食っているのかわからないが、腹パンの良いナマズだ。
岸辺に近付き、リリース。
ザブッと、良い勢いで戻って行った。
ルアーを拾って結び直し、少し移動して釣りを再開する。
今度は対岸から半分を過ぎた辺りでバフッと出るが乗らない。
そのまま引いてきた足下で、再度出たのだが、やっぱり乗らない。
音から判断して、魚が小さいようだ。
ルアーのサイズを落とそうか?
そう考えた私の頬に水滴が当たった。
竿先から滴でも落ちたか?と、思ったが、その後、頭にも肩にも・・・
大粒の雨が降りだしたので、慌てて車まで駆け戻る。
急いで道具をしまい、乗り込むと本降りになった。
今日は慌てる事ばっかりだな・・・
苦笑しながらエンジンを掛け、帰路につく、僅か5分の道程の途中で雨は止んでしまった。
いったい何だったのだろう?
ブツクサ文句を言う。
しかし、今年初にして令和初のナマズ、しかも結構良いサイズだったので良しとしよう。
コイツ

にも入魂できたし、楽しめた。
次はどいつに入魂してやろう?
まだまだ候補はいるのである。
彼は、朝練、昼練、夕練と称して、毎日の如くタナゴ釣りに勤しんでいる。
平日の仕事前、昼休み、仕事後にである。
若いフリーターというのならともかく、立派な社会人で、年齢も、私よりかは若いが、これまた立派なオッサンである。(笑)
私には、到底真似出来んが、仕事帰りにちょっと位なら、やってやれん事もない。
流石に毎日というのはキツイが・・・
という訳で、仕事帰りに、ちょっと行ってみた、
時刻は、草木も眠る丑三つ時、午前2時頃。
場所は家から5分の、ご近所を流れる川である。
もちろん、タナゴ釣りではない。
勤務時間、地の利を利用したナマズ釣りである。
局地的に雨が降ったのか、ここに来るまでの間、路面が濡れている所があった。
かと思えば、完全に乾いていて、全く気配の無い場所もあり、よくわからない。
ここ数年、気候がおかしい気がする。
極端な暑さ寒さに加え、局地的な豪雨、台風の数や動きが、以前と異なっているのである。
これも温暖化の影響という奴なのだろうか?
話が逸れたので戻すとしよう。
ポイントに着いた時、路面は乾いていたが、あちこちに水溜まりがあった。
降るには降ったようだ。
土手と河原は、膝程の高さまで草が繁っている。
濡れているだろうと、長靴に履き替える。
タックルを取りだす。

今日の相棒は、グラスのスーパーノヴァにカルカッタ、ルアーはジッターバグ改をチョイス。
去年は入魂が叶わなかったので、今年に期待しよう。
土手を降りて行くと、草に着いた露で長靴から上が濡れ、しっとりと重くなる。
膝程度と思われた草は、深い所では腿程もある。
草の生命力は凄い、すぐに腰上、胸元辺りまで伸びるだろう。
足下に注意しながら川岸に立つ。
ファーストキャストは何時も期待と不安でドキドキだ。
夜は距離感を掴むまでが大変。
届かなかったり、行き過ぎたり・・・
そのうち慣れて、狙った所に落とせるようになる。
対岸のボサのくびれに上手い事落ちた。
波紋が消えるまで待ち、動かし始めたその時、ザブッという音と共にルアーが沈む。
そのまま横移動。
完全に食わえこんでいるようだ。
合わせを入れ、一気に巻き取りにかかる。
流れに沿っているので、割合簡単に寄せる事が出来た。
今年の1匹目なので、バラしたくなくて、気持ち的には焦る。
足下に寄せた後も、ラインのテンションが抜けないように巻き取りながらロッドを下げ、魚のサイズもよく確認しないまま一気に抜き上げる。
よっしゃ!捕った!
ラインを掴み、足下の叢にそっと下ろす。
ルアーを外す為、ウエストバッグからプライヤーを出そうとして気がついた。
しまった!ヘッドライト忘れた!
慌ててゴソゴソやっていると、それまで大人しかったナマズが暴れ始め、プツンとラインが手元から切れてしまった。
ルアーにケミホタルが付いているので、大体の頭の位置は解るのだが・・・
そこで、やっとスマホのフラッシュに気付き、カメラ起動。
フラッシュを照明モードに切り替えようとするのだが、焦っている為か、肝心な所で切れてしまう。
更に焦って、アタフタしてるうちに再度ナマズが暴れ、口元に付いているルアーが外れて飛んだ。
何とか照明を点け、ナマズの口元にフィッシュグリップを掛ける事に成功。
ホッと胸を撫で下ろす。
次は撮影しようとするのだが、片手にナマズを持ち、片手でスマホを操作してると指が当たって、また照明が切れてしまった。
画面もホーム画面に戻ってるし・・・
またアタフタして、カメラを起動。
真っ暗な画面のまま、当てずっぽうでシャッターを切りまくる私。
何とか使えそうな画像が


コレ。
下に置いて撮れれば良かったんだけど、叢が深くて、うもってしまうのだよ。
スマホを首からぶら下げたまま、照明をオンにして、メジャーを取りだしサイズを計ると65cmの立派なサイズだった。
包卵しているのか、餌を食っているのかわからないが、腹パンの良いナマズだ。
岸辺に近付き、リリース。
ザブッと、良い勢いで戻って行った。
ルアーを拾って結び直し、少し移動して釣りを再開する。
今度は対岸から半分を過ぎた辺りでバフッと出るが乗らない。
そのまま引いてきた足下で、再度出たのだが、やっぱり乗らない。
音から判断して、魚が小さいようだ。
ルアーのサイズを落とそうか?
そう考えた私の頬に水滴が当たった。
竿先から滴でも落ちたか?と、思ったが、その後、頭にも肩にも・・・
大粒の雨が降りだしたので、慌てて車まで駆け戻る。
急いで道具をしまい、乗り込むと本降りになった。
今日は慌てる事ばっかりだな・・・
苦笑しながらエンジンを掛け、帰路につく、僅か5分の道程の途中で雨は止んでしまった。
いったい何だったのだろう?
ブツクサ文句を言う。
しかし、今年初にして令和初のナマズ、しかも結構良いサイズだったので良しとしよう。
コイツ

にも入魂できたし、楽しめた。
次はどいつに入魂してやろう?
まだまだ候補はいるのである。