豆猫日記 すべてはうまく行っている♪♪

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落語デビュー

2008-03-03 23:43:08 | 落語
待望の初落語「三枝 志の輔 春待ち二人会」に行って来ました


楽しかったです~


落語で涙がほろり
まさか、落語で泣けるなんて思ってもみなくて・・・



きっと今日の落語デビューは
とてもラッキーだったと思います

なぜなら立川志の輔師匠はつい先日
芸術選奨文科大臣賞を受賞されたばかり!

そのため、三枝師匠は志の輔師匠を立てて
おおとりを譲ったのだそうです。
この二人会はもう何回か続いている(全く知らなかった
らしいですが
いつもおおとりは三枝師匠と決まっていたのだそう。
詳しくは知らないけれど
落語の世界の序列ははっきりしているんでしょう。

だからおおとりを務めるのは初めてだと
志の輔師匠は言ってました。



【本日の演目】

志の輔:「バールのようなもの」

三枝:「誕生日」

三枝:「お忘れ物承り所」

志の輔:「しじみ売り」



落語を聞くのは全くの初めて!

落語の導入に当たる“まくら”と言う部分にまずは感動
時事ネタを見事に笑いにつなげて行き
自然と演目本題に入ってくところなど
本当にお見事
そのネタを聴くだけでも十分楽しめました♪

演目は、新作落語?創作落語?
どれも笑わせてくれます

そしてお見事感動したのが
志の輔師匠の「しじみ売り」

たぶん古典落語だと思うのですが
志の輔さんは古典落語のイメージがあまり無かったので
より上手く感じられたのかも。

笑いが続く噺の最後が
ほろりとさせる人情物語なので
より心に沁みました
落語のよさがわかりやすい演目なのかもしれません。

今回、志の輔師匠の受賞を祝って
志の輔師匠を立てようとして
この「しじみ売り」が引き立つような演目を
三枝師匠は選んだようにも思えます。

そしてど素人の私が言うのも何ですが
志の輔師匠、とってもお上手~


初めての落語にこの「しじみ売り」を聴く事が出来て
本当に本当にラッキーでした



落語ってたった一人で色んな人間を演じて
そこに無いものを私たちの頭の中に
見せてくれるすごい芸です

その素晴らしさを改めて実感しました


完全に落語にはまってしまいました~
すでに次に行く機会を狙ってます
今度はぜひ、噺家の表情がよく見える
寄席で聴いてみたいです~





              





本日の落語、友達と一緒だったんですが
彼女はお着物でした
和服で落語を楽しめるなんて、まさに大人~

とっても素敵でした