豆猫日記 すべてはうまく行っている♪♪

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『鴨川ホルモー』&『スラムドッグ$ミリオネア』

2009-05-08 22:02:35 | 映画
まずは『鴨川ホルモー』から。
はっきり言って、かなり変な映画です
でも、すごくおかしい~!!

まぁ、試しにHPから予告編をご覧あれ

京都が舞台でちょっとした京都観光気分も味わえます。
神事にまつわる部分も中々興味深い。
それより何より
山田孝之や栗山千明達が真剣に
「ゲロンチョリー」
をやっている姿はばかばかしさを通り越して
ある種の尊敬?(役者ってすごい!)を感じます
役者だけでなく
真剣にこの作品を作ったスタッフもすごい

この手の作品には欠かせない?荒川良々も良かったです~

とにかく本当に笑えました
笑いで元気になれる映画です~



昨日に続いて話題の『スラムドッグ$ミリオネア』も観に行ってしまいました~♪
このGWあたり、観た人も多いのではないでしょうか。

アカデミー賞受賞はあまり当てにしてませんでしたが
あの『フル・モンティ』の脚本家なら
間違いないだろうと思って観てきました。

期待通り、良かったです


スラムで育ちまともに教育も受けていない青年が
「ミリオネア」のクイズを次々正解していく。
いかさまをしているに違いないと
警察に連行、拷問を受ける。

このクイズの司会者が
番組中やたら主人公の青年ジャマールを
「お茶くみ」とばかにして話すのがすごく気になってしまった。
いまや世界の先端を行く部分さえ持つほど進化したインドにも
まだまだ人種差別が残っているのかと思うと切ない。

映画はなぜジャマールがクイズに答えられたのかを
それぞれの問題ごとに追っていくしかけ。
それはジャマールがこれまで生きてきた過酷な人生の物語だった。


ただの人生ドラマだけではなく
実はラブストーリーだったと言うのが意外だった

実はジャマールはひたすら愛のため
自分を信じ、諦めない心が奇跡を起こしていた。
それ自体もとっても感動的だった。


が、今の私にはもう一つの部分がとても心に残った。


それはジャマールの兄。
彼は生き抜くために愛する弟を裏切り
インドの闇の世界に染まっていく。
その彼が最期は「赦し」を求めて死んでいった。


そのシーンを観た時「神様は赦してくれる」と思った。

どんなに深い罪を犯したとしても
その罪を認めて「赦し」を求めたら
人は赦され救われるものなのだと。


神、あるいは宇宙はどんな時でも裁かず、赦す
それが宇宙の意思であり愛と調和の心。

いくつかの本で書かれたこの言葉が思い出された。


今の私のテーマが「ゆるし」なのです。



ちょっとそれましたが、いい作品でした