あれから、５年

もう５年も経ってしまったのかと
あっという間に感じるものの
あの時の事は今でもはっきりと覚えています。
とは言え、日頃は忘れがち。
何かしらニュース等のきっかけで
たまに被災地のことへ想いを馳せる程度。
改めて思う被災者の人達にとってのこの５年
どれほど大変だったことか・・・

昨日NHKの「風の電話」を見ました。

電話線の無い不思議なその電話は
ある人が亡きいとこと話がしたいとの想いで
電話ボックスを庭に設置。
線ではつながらないから風に乗せて想いをつなげたい。
だから「風の電話」と名付けたのだとか。

その「風の電話」が置かれた１年後、まさかの大震災。
大槌町は行くへ不明になってしまった人が特に多いそうで
残された人達にこの電話を解放されたのだそう。

噂でこの風の電話を知り、
探しに来る人たちが今も大勢いるそうです。

受話器を取って話す姿は
本当にだれかと会話しているようで
みなさんの慰めや励みになっていることが
とてもよく伝わって来ました。
どんな素晴らしいカウンセリングを受けるよりも
大切な人とつながっていると言う実感の方が
大きな力を与えてくれるんですね・・・


復興への差は大きく、
福島のフレコンバックが山を見ると
本当に大丈夫なのかと思ってしまいますが
みなさんが本当に安心して暮らせる事を
ただただ願うのみです。

遠くから祈っています。