私は昔から臓器提供カードを持っている。
この間、脳死の20歳代男性からのが臓器提供があり、臓器移植が行われた。
臓器提供されたのは……………………
肺・心臓・腎臓・肝臓・膵臓、5人の患者さんへ。
........................
昔、旦那に臓器提供カードへの同意の署名を頼んだ事がある。
だけど、断られた。
「脳死だとしても心臓が動いてたら"死"だと認められない」のが理由。
「私は延命治療はしないし、脳死だと判定されたら臓器提供をするよ。」
「それを本人が望んでいたとしても???」
「心臓が動き、温かいのに........無理だ。”死”だとは受け入れられない。」
私は自分の臓器で誰かが助かるなら、燃やしてしまうより、目覚めずに家族に負担をかける
より、それがベストな事だと思った。
だけど、”死”の受け止め方は人それぞれで、正解は無いのだろう。
その時に、まだ小さかった息子に「大きくなったらここに名前書いてね。」
そう言うと、息子は笑顔で「うん!いいよ。」
このニュースをうけて、同じように意思表示をしてみた。
旦那は話をはぐらかしてしまった。
下の子は............「.............?」よくわからないみたい(^^;)
上の子は............黙ったまま抱きついてきた。
実は7年程前になるが、夜中にお腹が痛くなり倒れた事がある。
下の子が1歳になってすぐ、上の子が幼稚園の年少の時。
旦那が急いで近所の救急病院へ。
検査結果は「腸閉塞」
お腹に腹水が溜まっているので無くなるまでは飲まず食わず、
点滴だけで、と言われた。
そのまま即、入院したのだが一向にお腹の痛みが消えず、身動きが出来なくなった。
たまたま、その日の夜勤の先生が「婦人科の病気が疑われるので転院させます」と。
その病院には婦人科は無い。その先生の判断が無ければ、私はこの世にいないだろう。
すぐに別の病院へ。診断は「卵巣破裂」腹水と言われていたのは全部血液だった。
この時点で丸1日ほっておかれていて、相当の出血らしかった。
緊急手術へ。
そんな事があって、上の子は病院から私が帰ってこないのが怖かったようだ。
私が退院して少しした頃、上の子は幼稚園の先生に「お母さんの側にいるから、
幼稚園をやめる~!!」と言って、幼稚園のゴミ箱に制服を捨てた。
色んな事があり、今回の意思表示でこの時の事を思い出したのかもしれないし、
”死”への恐怖と、母親が居なくなる恐怖と合わせてしまったのかもしれない。
でも、話しておくきっかけになって良かったと思う。
子供に伝えておく事で命について考えさせるいい機会になった。
まあ.........
命の終わりは神のみぞ知る。
それまでは、一生懸命生きるだけ(*^^*)
この間、脳死の20歳代男性からのが臓器提供があり、臓器移植が行われた。
臓器提供されたのは……………………
肺・心臓・腎臓・肝臓・膵臓、5人の患者さんへ。
........................
昔、旦那に臓器提供カードへの同意の署名を頼んだ事がある。
だけど、断られた。
「脳死だとしても心臓が動いてたら"死"だと認められない」のが理由。
「私は延命治療はしないし、脳死だと判定されたら臓器提供をするよ。」
「それを本人が望んでいたとしても???」
「心臓が動き、温かいのに........無理だ。”死”だとは受け入れられない。」
私は自分の臓器で誰かが助かるなら、燃やしてしまうより、目覚めずに家族に負担をかける
より、それがベストな事だと思った。
だけど、”死”の受け止め方は人それぞれで、正解は無いのだろう。
その時に、まだ小さかった息子に「大きくなったらここに名前書いてね。」
そう言うと、息子は笑顔で「うん!いいよ。」
このニュースをうけて、同じように意思表示をしてみた。
旦那は話をはぐらかしてしまった。
下の子は............「.............?」よくわからないみたい(^^;)
上の子は............黙ったまま抱きついてきた。
実は7年程前になるが、夜中にお腹が痛くなり倒れた事がある。
下の子が1歳になってすぐ、上の子が幼稚園の年少の時。
旦那が急いで近所の救急病院へ。
検査結果は「腸閉塞」
お腹に腹水が溜まっているので無くなるまでは飲まず食わず、
点滴だけで、と言われた。
そのまま即、入院したのだが一向にお腹の痛みが消えず、身動きが出来なくなった。
たまたま、その日の夜勤の先生が「婦人科の病気が疑われるので転院させます」と。
その病院には婦人科は無い。その先生の判断が無ければ、私はこの世にいないだろう。
すぐに別の病院へ。診断は「卵巣破裂」腹水と言われていたのは全部血液だった。
この時点で丸1日ほっておかれていて、相当の出血らしかった。
緊急手術へ。
そんな事があって、上の子は病院から私が帰ってこないのが怖かったようだ。
私が退院して少しした頃、上の子は幼稚園の先生に「お母さんの側にいるから、
幼稚園をやめる~!!」と言って、幼稚園のゴミ箱に制服を捨てた。
色んな事があり、今回の意思表示でこの時の事を思い出したのかもしれないし、
”死”への恐怖と、母親が居なくなる恐怖と合わせてしまったのかもしれない。
でも、話しておくきっかけになって良かったと思う。
子供に伝えておく事で命について考えさせるいい機会になった。
まあ.........
命の終わりは神のみぞ知る。
それまでは、一生懸命生きるだけ(*^^*)