癒しの時間始めました!

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残す。

2012年11月10日 | 日記
20歳くらいの頃。

付き合っていた彼からヌードを撮らせて欲しいとお願いされた事がある。

当然、『NO!』。

「キレイな時を残しておきませんか?」って、

『あんたは篠山紀信かぁ~!?』とツッコンダ記憶がある。


●誰にも見せない!

●ネガが残らないようにポラロイドカメラで撮る。

●もし、別れる時が来たら絶対に返す。


そう言われたけど、恥ずかしさと恥ずかしさと恥ずかしさで、

お断りした。





実は写真が苦手でキライなのだ。

小さな頃の写真の中の自分は、

ほとんどが泣き顔やむくれてたりして。

笑顔の写真はほぼ無い。

母いわく、

「あんたは何がそんなに悲しいのかわからないくらい泣いてた。」らしい。





下の子が学校の授業で自分の成長記録なるものを作る為に、

自分の小さい頃の写真が必要だと言い出した。

それを期に子供が生まれてからのアルバムを改めて見た。

子供達の写真はほとんどが笑顔で、

面白い顔も泣き顔もスネた顔も愛おしい。

そのたくさんの写真の中に私はほとんど居なかった。

なぜなら、カメラマンだから(笑)

でも、写真に写る笑顔の先には私がいる。

私に向けられた笑顔なんだ。

写真はその時を閉じ込め、

その当時の事を思い出させてくれる。






今になって、ちょっとヌードを撮ってても良かったかな?って思う。


20歳の自分は、

ありのままの自分を見る好きな人を、

どんな顔をして見返すのだろうか?

ちょっとだけ知りたくなった。

あの時の自分はあの時だけにしか居ないから。